クランス 3
クランスの体が消滅していくなか、ミィナはクランスに近づく。
「......お前にはいい思い出はあんまりないの。暗殺者として働かされていた時はほぼ苦痛でしかなかったの。でもお前のおかげで生活できていたことにだけは感謝するの。おかげでオウガお兄ちゃんにも会えたの」
「私は、最初は、拾って、よかったと、思っていたが、オウガ・サイトに会ってから、お前は、変わりやがった。今と、なっては、こうなる、ならひろわな、ければ、と」
クランスの体が灰になっていきもう首ぐらいにまでなる。
「さようならなの。クランス」
「ふ。最期に、無様に、死ぬといい、さ。先に地獄で待って、いて、やるよ」
クランスはそこまで言うと顔も灰となって消滅した。
クランスが消滅した後、ミィナは空間の床に座りこんでいた。
「しんどいの。クランスがここまでやるなんで予想外だったの。しばらく休まないと魔力がもうほとんどないの」
ミィナは空間の天井をみながら少し休むことにした。
ミィナとクランスの戦っている頃、別の空間に転移したアキカは魔王の用意した敵と戦っていた。
「あんたようねばるなぁ。まじにしぶといわぁ」
アキカは敵、見た目はどろどろの体に背中からは角が六本生えていた。
「わいがよう粘るだと?確かにわいは粘ってるがの」
「ねばねばって意味じゃないわぁ。しぶといって言ったじゃない。バカなのかしらぁ」
アキカは敵に言うとドロドロの体の魔族はアキカにゆっくり近づき
「あんたもようわいの技を避けはるな。わいがあんたの体に入れば一撃でやれんのになぁ」
「気持ち悪いのよあんたぁ。名前はドロミズラブオだっけ?」
「違うわ!舐めてんのか!わいは一撃必殺部隊のコウミズ様や!覚えとき!」
コウミズと名乗った全身ドロドロの魔族が言うとアキカは
「めんどくさいからアメーバでいいじゃない」
「コ・ウ・ミ・ズや!覚えい!」
コウミズはアキカの口めがけて攻撃しようとするとアキカは鉄扇でコウミズの体をはじく。
「なんで液状のわいの体をその鉄扇ではじけるか。それが不思議でならんわ」
「あなたみたいな弱いやつと違ってこの鉄扇は使えるからぁ」
「わいが弱いのとか関係ないやろが!」
コウミズは液状の腕をアキカに向けるとアキカはまた鉄扇でコウミズの攻撃をはじく。
「ふぁー。ほんと面倒やわぁ。一撃必殺部隊とか言うからどれくらい強いのかと思えば全然強くないしぃ」
「だからわいの一撃必殺は口ん中から体内に入って爆発させるのがわいの技なんよ。わかる?」




