表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
英雄級冒険者、ギルドマスターになる〜僕の実力は弱いのにギルドのみんなが過大評価している〜  作者: アークマ
魔界編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

107/135

クランス 2

 クランス・イヤー。彼はオウガとミィナによって人生を狂わされるまでは自分にいい人生を歩んでいた。クランスは幼少時、母親が父親を殺すところを見る。父親はクズ中のクズで働かず、家でニートとしてすごしていた。そんなクランスの父親は母親に収入が低ければ暴力が喚き散らすくらいのことをしていた。毎日酒がなければ母親を殴り、クランスは母親がいない時、父親の機嫌が悪ければ暴力をふるわれる。そんな人生だった。

 そんなある日、母親に限界がきて、母親は父親がのんきに寝ている隙にナイフで体を滅多刺しにした。


「ごめんね。ごめんねクランス」


 母親はクランスのことも殺そうとしたがクランスは父親が殺される姿を見て高揚感を感じていた。そして母親に殺される前に母親のナイフを奪いとり、母親の腹部を突き刺した。母親を指した後ナイフを持ってクランスは自分の住んでいたボロい家から出た。そして若い時は路地裏でホームレスをし、生きるためなら何でもやった。


「あんたが子供の殺し屋かい?」

「殺し屋?違う。私は暗殺者だよ」


 クランスは若い頃から人を殺す仕事を何個もうけおい、恨みをもつものから幾度となく狙われていた。クランスはそんな自分の命を狙う奴らをも殺し、高揚感にひたっていた。

 ああ。殺しとは何と美しく何と最高なのだろう、と。

 そんなクランスが冒険者ギルド パルガイアーと並びに裏で存在していた暗殺者ギルドに所属するのも当たり前だった。クランスは暗殺者ギルドで殺しの依頼をたくさん受け、たくさんの人を殺した。善人、悪人と問わず。そして同じギルドの仲間でも使えないやつなら殺し、数年後、クランスが中年のいい感じの大人になる頃には暗殺者ギルドのギルドマスターを殺し、ギルドマスターの座を奪った。死に際に暗殺者ギルドのギルドマスターはクランスに言う。


「貴様、クランス。このようなことをして、いい死に方を、できると、思うなよ」

「いい死に方?私の死に方は私が決める。あなたのように無様に死ぬことはありませんよ。もと暗殺者のギルドマスターさん」


 こうして暗殺者ギルドのギルドマスターになったクランスは路地裏にいる子供や施設にいた子どもを買い、一流の暗殺者へと育てた。才能がないものははじき、もといたギルドの暗殺者で邪魔をするようなやつは即刻殺した。そうしてクランスは暗殺者ギルドをより強いギルドへと変えた。数年続いたクランスの暗殺者ギルドだがそれはミィナとオウガによってクランスは全力で戦えなくなり、復讐しようと魔族と手を組んだが最期はこうやって哀れに灰になり死ぬのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ