魔界 2
「さて。もう周りに敵はいなさそうだし私もオウガ様を追おうかな」
サキナは剣を納めて先に進もうとするとサキナの足元が光りだす。
「まさか、これは罠?」
サキナはそこまで言うと光に包まれどこかに消えた。
サキナに魔界の入ってきた場所の敵を任せ、先に進んだオウガ達は魔界の中枢らしき城の見える場所にいた。
「主人。ここはどこら辺かしらぁ」
「うーん。僕も魔界に来るのは初めてだからわからないかな。ディスナイ王はわかりますか?」
オウガはディスナイ王に言うとディスナイ王は自分の顎髭を撫でながら
「おかしい。魔界に城などなかったはず。やはり勇者、いやマサムネが生きているのは本当みたいだな。でなければこんなに建物が作られている区別がつかん」
ディスナイ王は驚きながら言うとオウガは聞く。
「魔王マサムネが勇者だった政宗さんかは知りませんけどなぜ街が作られたり城が出来ていたらおかしいんですか?魔族にも暮らしがあるんですからこれくらい」
「そうだな。オウガの言うことはよくわかる。だが奴らは知能があってもあんな街を作るような魔族はいない。魔王も城どころか洞窟の奈落にいた」
ディスナイ王がオウガ達に言うとオウガ達の前にまた急にモニターが出現した。
「やぁやぁ。待ち侘びたよ裏切り者。それに人間達の精鋭よ。私の城まで案内してあげよう。それぞれ部屋は違うがね。ま、一人はもう案内済みだよ」
モニターに顔が映った魔王マサムネが言うとオウガ達の足元が急に光だす。
「これは、転移魔法陣!?」
「どうだい?我の可愛い部下の能力だ。さぁ城に案内しよう。そして絶望するがいい!我の精鋭たる部下達に!」
魔王マサムネが笑いながら言うとオウガ達は光に包まれ、魔王マサムネの言う城の中?に転移した。
オウガ達は転移陣の魔法で転移し、別々になり、シルナは一人で転移した場所を捜索していた。
「アキカお嬢様がいない。どこへ飛ばされたんでしょう」
シルナは一人考えているとシルナの前に体が緑色で目がぎょろっととびだしている四足歩行の何かが現れた。
「あなたは誰でしょうか?」
「ケ、ケケケ!オイラはアブクル。一撃必殺部隊のアブクルなんだな!」
「そうですか。私はシルナと申します。あなたを始末すればこの空間から出ることはできるのでしょうか?」
シルナはアブクルに言うとアブクルは笑い
「ケケケ!オイラを殺せればこの空間から出ることはできるんだな。ただ魔王様のところに行けるかは分からないんだな!」
「正直ものですね。ではお礼に楽に殺して差し上げます」
シルナはメイド服の中からある道具を取りだした。




