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プロローグ

 今は英雄級冒険者となりその男は新たなギルドのギルドマスターともなる。彼の名はオウガ・サイト。冒険者だった男だ。いきなりだがオウガは急に英雄級の冒険者としてかつがれギルドを経営することになった。

今僕が英雄級冒険者兼英雄級のギルドマスターになったパレードをしていた。

 ......今すぐこの場から逃げたい。


「オウガ様。これがあなたの実力で得たものです」


 オウガの横に立つ女性、黒髪ストレートのロングヘアーに腰に二本の剣を装備している女性がいう。


「そ、そうか。僕の実力ね」


 オウガの実力とか言われてもそんなことない。だって冒険者としてむしろ何もしてないから。


「さすがお兄ちゃん!お兄ちゃんはやっぱり英雄級のギルド経営者だね!」


 身長が低い女の子がオウガに言う。身長が低い以外の特徴だと腕はだぼっとした感じにデカめの服を着ており、腰に短い杖を装備している。


「サキナにミィナちゃん。これは僕の」


 オウガの実力じゃないと言おうとしたが二本の剣を装備している黒髪が綺麗な女性、サキナが


「オウガ様。何も言わなくてもわかっています。この程度で騒ぐなと言いたいんですよね。すみません。ですが私達は嬉しいんですよ。こうしてオウガ様の為にパレードをひらいてくれることが」


 サキナが言った後またオウガの近くに座っている金髪で筋肉隆々の男、ガイが


「マスターは最強!ガハハ!至高のお方!」


 ほんとに持ち上げないで。なんで僕なんかを英雄級冒険者兼英雄級ギルドマスターなんかに。

 僕は王国で開かれているパレードの中心にいながらそう思っていた。

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