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『性信親王、信長の瘧を加持し、信長速記すること』速記談3042

作者: 成城速記部

 太政大臣藤原信長公がまだ中納言でいらっしゃったころ、長く瘧を患いなさり、既に数カ月が経過していた。大御室性信入道親王が孔雀経をお読みになると、読んでいるそばから病状がおさまり、入道親王の読経を速記することすらできるようになり、その後も長く再発することなく平癒なさったという。



教訓:藤原信長は、道長の後継者頼通の同母弟教通の嫡男。道長は、頼通に対し、教通にも摂政・関白を継がせてやるように遺言したため、自分の次の関白を教通に継がせたが、頼通自身が死の床についてしまい、その機に乗じて、嫡男の道長に関白職を譲ろうとする教通と、嫡男師実のために関白職を取り戻そうとする頼通の争いが生じる。結果として、信長は、関白にはなれず、子孫も、歴史の表舞台から消えていく。

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