魔物退治
話を聞いたところこのクリフさん達のパーティー紅蓮の牙はランク4、中級剣士二人と上級魔法使いが一人で構成されているパーティーだ
「でも、本当によろしいのですか」
「いいよ、君がいいのなら」
「それじゃあお供します」
森に付くまでにクエスト内容を話してもらった
今回討伐するのはタールマンと言うひょろひょろで人間見たいな魔物だ
「特徴を言っておく、全身が白く、体長が長い、爪は鋭く動きも速い一人で見つけた時は動かず音を立てるなよ奴らは耳がとてもいい動いた瞬間八つ裂きにされるぞ」
「ねえねえ、君何歳?12歳ぐらいに見えるんだけど」
この人がラーラさんとても美人で優しいたまにどこかに消えて気がついたら戻っているらしい
「ラーラ止めとけアレクにダル絡みをするな」
そしてこの人がグスタフさんとても力持ちで上級魔法が使えるとてもすごい人だ
「着いたぞ眠る森だ」
山の奥に在るのはこの森を入ったら出てこれなさそうな禍々しいオーラを放っている森だ
「グスタフピンチにならない限り上級魔法を使うなよお前の体が持たない」
「分かってるよクリフでももう馴染んできてるから打ってもそこまで酷くはならないと思うぞ」
「だとしてもだ」
言い合いをしている間に僕がタールマンのような影を見つける
「静かに、いました数は3体行けますか?」
三人が静かにうずく、そして皆で音を立てないように静かに回り込む
「行きますよ いまだ」
僕とクリフさんが後ろから奇襲を仕掛け2体同時に撃破する
「あと一体、ん?」
一体のタールマンの体の色が変わり黒くなっていた
「しまったこれはタールマンじゃないぞ避けろ」
次の瞬間意味も分からず僕の脇腹に黒い針が刺さっていた、慌ててクリフさんのいるところまで下がった
「くそあれはタールマンじゃない、タールマンの上位個体ダークタールだ、あいつの攻撃には気を付けろもし食らったなら死んだと思え」
「あのー、これは」
恐る恐る聞いたところ
「嘘だろアレク下がっておけ」
「まだ行けます、こう見えて僕毒には強いですから、行きましょう」
それを聞いた瞬間クリフさんの顔に少しだけ笑みがこぼれる、毒耐性が在ると言っても邪神の力の強さで決まってきそうだ
ダークタールは体のどこからでも毒針を出せるようでなかなか厄介な奴だしかしクリフさんはその攻撃を全て避け片腕を切り落とすことに成功した
「僕も負けてられませんね」
僕も負けじと攻撃を避け奴の首めがけて剣を振り下ろすその時毒が僕の体に回ったのか力が入らなくなってきた、そのせいで奴の首は完全には切れなかった
「良くやった」
しかし奴の一瞬の隙を見逃さないクリフさんが奴の首を切り落とした
「アレク大丈夫か」
僕の意識は暗闇に落ちていった
次に起きた場所はマレが入院している病院のベットの上だった
「やっと目が覚めた、ほらよ今回の報酬だ」
「こんなに、いいんですか」
なんと入っていたのは金貨七枚
「タールマン二体と上位個体を倒したってことで金貨二十枚も貰ったんだよ、今回は君が良く働いたから多めってことでどうだ」
「ありがとうございます」
これで金の心配は無くなったようだ
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