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一般白髪ロリータでも頑張れば魔神殺せる  作者: 輪舞曲
第1章 崩壊し始める世界 第二幕 東京の楽園
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片鱗

すみません遅くなった上に短いです。

今日は色々あって時間がありませんでした。これからもこういうことがあると思いますがよろしくお願いします。

「ああ、これ?何か、3日くらい前に、目が覚めたら変わってた」


「そんなことがあるのか……?」


「わからないけど……実際に起こったからなあ」


「そんなもんか」


 俺と優姫がそんな風に話していると、瑞姉が焦っているような表情をしていることに気がついた。


(どうかしたのか……?)


 優がそう疑問に思っていると、瑞樹が優と優姫の間に入った。


「瑞姉、どうしたの?」


「優、貴方はそこに座っていて」


「あ、ああ……」


 何だか雰囲気がおかしい気がする。


「瑞姉?私、優兄に用があるんだけど?」


「優姫……優からは今何があったか聞いている途中だから……」


「ふーん、三日間似たような理由で会わせてくれなかったよね?それは何でなの?」


「ッ、それは……」


「なあ、優姫。用事って何ーーーー」


 優がそう優姫に尋ねようとした時、瑞樹がそれを遮った。


「優、貴方は黙っていて!」


「えっ、ああ、ごめん……」


(瑞姉なんか変だけど、優姫と喧嘩でもしたのか?それなら早く仲直りしてほしいな)


 ふと、そんな風に思いながら、優姫の方に目をやると、優姫と目が合った。


「瑞姉に聞いても埒があかないや。優兄、別にいいよね?」


「ッ……!」


()()は……ッ!?)


 そう問いかけてくる優姫のとても綺麗なはずの銀色の瞳が、俺には吸い込まれるような、いや……飲み込まれるような、澱んだ暗い『闇』に見えた。それが、とても……


ビーーッ


 その時、サイレンのような音がして、白い画面が目の前に表示された。


 ーーーーーーーーーーーー


 :アジア区域日本国関東地方東京都千代田区エリアの全ての人類側プレイヤーが死亡したため、東京都エリアでのモンスターの強化が行われます。


 強化内容 一部モンスターによるSP使用の解放:


 ーーーーーーーーーーーー


「………は?」


 その画面に表示されている文章を読み、思わず声が漏れた。

 一部モンスターによるSP使用の解放?ってことは、モンスター達もSPでステータスの強化とか、スキルの獲得ができるようになるってことか?

 ただでさえ強いやつらが、更に強化される。もう、どうしようもないのではないだろうか。

 それに、『千代田区エリアの全ての人類側プレイヤーが全滅』?千代田区の人口って、6万人はいたよな?それが、一週間と経たずに全滅……もしかして、千代田区には普通のボスより強いボスがいるのか?


「優、これは……」


「優兄、瑞姉、これってもしかして不味いのかなぁ?」


 優姫が、いつものようなあどけない表情で首を傾げる。その目は、綺麗に輝いて見えた。


「ああ、大分不味いな……」


「まさか、こんなものまであるなんてね……」


 どうやら二人ともいつも通りに戻ったみたいだ。さっきのは気のせいだったのかな?


「優姫、優、明日の朝9時から、この避難所にいる人全員を体育館に集めて、これについての対策を考えましょう」


「ああ、わかった」


「私、いい案いっぱい出す〜」


「優、今日はここで私と優姫も寝るわ。もう一つのベッドは優姫が使って。私はそこのソファーで寝るから」


「え、俺がソファーで寝た方がいいんじゃないか」


 家族とはいえ、女性をソファーで寝かせるというのは男としてどうなんだろう。


「私は大丈夫よ。貴方は疲れてるでしょう」


「確かにそうなんだけど……まあ、いっか。お言葉に甘えさせてもらうよ」


「私たちは荷物を取ってくるわ」


「わかった」


 優姫は瑞姉に連れられて出て行ってしまった。しかし、瑞姉は終始顔が若干顔が険しかったな。

 自分の右手に目をやると、僅かに震えていた。


(普通、妹に、いや、家族にこんな感情を抱くのはおかしいと思うけど……)


 さっきのアレを思い出すと、息が荒くなって、動悸が激しくなる。冷や汗が出るし、体も震えている。


(この感じは、サイクロプスやキリスホッパーと対面した時と同じようなーーーー)


 ーーーーそう、これは……この感情は……『恐怖』だ。

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