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一般白髪ロリータでも頑張れば魔神殺せる  作者: 輪舞曲
第1章 崩壊し始める世界 第二幕 東京の楽園
21/40

レベル上げ 2

 ーーーーーーーーーーーー


 初めてE級モンスター:グレイスパイダーを討伐しました。

 SPが20与えられます。

 ミッション:曹長殺し を達成しました。

 達成報酬:敏捷+15


 レベルアップしました。

 称号【黒と白の混濁者】の効果により、SPを6獲得しました。


 『天壊の太刀』の修練度が上昇しました。

 基本補正:筋力+260(10↑)

      敏捷+110(10↑)


 ーーーーーーーーーーーー


「……思ったよりSPを貰えたな。それに、修練度も上がったみたいだ」


 SPが20も貰えた。まあ、グレイスパイダーの強さから考えれば、妥当なのかもしれない。

 そして、修練度の変化。修練度の方は、後で確認してみよう。


(まずはレベルアップの方を確認しておくか。〝ステータス〟)


 ーーーーーーーーーーーー


  名前 天上 優  〝ボス〟討伐回数:1

  性別 男  Lv.32

  称号 黒と白の混濁者

  効果 獲得時、体力、筋力、耐性、敏捷を5倍にする。又、レベルUP時の全ステータスの上昇値と獲得SPを2倍にする。


  称号 対魔の解放者

  効果 魔族に対する攻撃+15%

     何処にいても、ボスに認知・敵視される。


  体力 379(12↑)

  魔力 107(12↑)

  筋力 352(12↑)

  耐力 437(12↑)

  敏捷 279(27↑)

  総合 1574(75↑)


  SP 34


  スキル

  固有 【世界を渡る者】

     【強化解析】

     【弁慶の加護】

     派生 『金剛力』『金剛弁慶』『剛腕弁慶』

     【ダブルディフェンス】

     【雷電の覇者】     


  主要 【身体強化Lv.4】

     【耐力強化Lv.5】

     【体力強化Lv.5】

     【電熱無効】

     【刀術】


 ーーーーーーーーーーーーー


「30溜まってるし……【自然治癒】を獲得しておくか」


 思ったよりも貰えるSPが多かったので、ここで【自然治癒】を取得しておくことにする。

 これがあれば、左肩も早く治るかもしれない。

 そう考えながら、取得可能なスキル一覧から、【自然治癒】を選択する。


 ーーーーーーーーーーーーー


 【自然治癒Lv.1】

 自動で傷を治癒する。

 治癒する速度は、スキルレベルによって変化。


 取得時の消費SPは30です。取得しますか? はい/いいえ


 ーーーーーーーーーーーーー


「『はい』っと」


 ーーーーーーーーーーーーー


 【自然治癒Lv.1】を取得しました。

 SPが30消費されました。


 ーーーーーーーーーーーーー


「お……?」


 体が、少し楽になった気がする。このままいけば、左肩も結構早く治りそうだ。


(このまま残ったモンスターを狩って、レベルを上げる。モンスターが減れば、それだけ安全になる……一石二鳥だな)


 優がそんな風に考えていると、瑞樹が屋根の上に登ってきた。


「ふぅ……ゴブリンだけって話はどこに行ったんだか……それに、貴方登り方おかしいわよ。指の力だけで登れるなんて……」


「はは、まあこの体が軽いってのもあるけど……やっぱりステータスが1番の要因じゃないかな」


「まあ、いいわ……それに、まさか屋根ごと斬れるなんてね……」


「あー、まあ……この武器と、俺の今の〝筋力〟ならいけるかなって」


 優は抜き身の『天壊の太刀』を見せながら言う。


「ちょっと、鞘にしまって……って、今の貴方の体じゃできそうにないわね」


「あ」


 しまったな。三階の廊下に鞘をほったらかしにしてしまった。とは言っても、回収したところでしまうのにも時間がかかる。

 瑞姉にやってもらうか。


「どうしたの?」


「いや、鞘を三階の廊下に置いてきたからさ。俺一人だとしまえないから、瑞姉、ちょっとこの刀を鞘にしまってもらってもいいかな?」


 優はそう言って、『天壊の太刀』を瑞樹に投げて渡す。


「ちょっと!?ーーーー危ないじゃない!」


「ごめん、瑞姉。投げた方が早いと思ったから」


「全く……」


 瑞樹はぶつぶつ文句を言いながらも、三階は降りて、鞘にしまった『天壊の太刀』を優に手渡してきた。


「ありがと、瑞姉」


「取り敢えず、早くスーパーに行きましょう」


「わかった」



 結局、この日はグレイスパイダーを3体、ゴブリンロードを8体、ゴブリンを20体倒して終わった。

 レベルは29から36まで上がった。まあまあの収穫ではないだろうか。




 ーーーー東京都◾️■町 隣市との境界


 ■■町の北部にある『立川市』。10万人を超える人口を擁する東京都西部の市である。

 そんな立川市と■■町との境界にあふ雑居ビルに、二つの黒い影があった。


「ホント、ウニトレルン、ダナ?」


 全身が黒に覆われていて、両手が剣になっている身長185cmほどの細身の男が、拙い言葉でもう一人に話しかける。男の頭部と思われる部分からは触覚のような鋭い刃が2本伸びていて、人間には見えなかった。


「アたリマえ、ダ……サイクロプスガ、死ンダからなァ」


 身長175cmほどで、上半身が裸で、下半身にはグレーの半ズボンを着た毛深い男ーーーー否、全身が藍色の体毛で覆われた男がそう言う。男の体は筋肉が膨れ上がっていて、頭部には獣のような耳が生えていて、臀部には尻尾が生えている。


「キリキリィ……アノバカ、シニヤガッタノカ」


 男は不気味に笑う。


「俺ガーーーイや、俺タちが、更二手ガラをタテルちゃんスだ」


「キリキリィ、オサキ、ニイカセテモラウ、ゾ?」


「どウぞ……ご自ユウに……」


 男がそう言うと、細身の黒尽くめの男は雑居ビルから立ち去った。


「くク……バかガ。サイクロプスノやツは弱かっタトはイえ、俺タチと同ジボスダロうガ……ソれヲ倒セるやツが、あノ町にイるっテコトに、気が付かナイから、イツマでも『准尉』ナんダ」


 男は、自身以外に誰もいなくなった雑居ビルの中で、()()()()()()()()()()()()()()()()()()、そう呟いた。

男(人間じゃないですが、生物としての性別は男なので、この呼称です)が見ていた画面とはーーーー?

次話「予兆」は16時投稿予定です。

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