第9話 あなたの過去
少し遅れて申し訳ない(いつも謝ってんな)免許取りに行ってました(無事合格)
そして第9話まできました自分の遅さに不甲斐なさを感じつつ頑張っていきます!(ポケモン楽しい)
それは唐突だった。いや唐突ではないただ私たちが目をそらしていただけ……
「どうしてあんたが……!」
「どうしたもこうしたもたまたまだよ、しかし俺は運が良いなばったり想い人に会えるなんて運命の糸でつながれてるようだ」
うわぁ~こいつきしょすぎる。なんで昔の私はこんなのと一緒にいたんだろ……
「は?運命の糸??そんなも私とはつながってません地獄にでもつながってるんじゃないですか?」
はつねさんすごい嫌そうだな。とりあえず私ははつねさんに手を出したら殴る準備を……
「そんなこというなよまた俺たちやり直さないか?次は失敗しないから!」
「またそれですか……私はもうあなたとは終わっていますし会いたくもありません!あと今百瀬さんとデート中なんで目の前から消えてくれませんか?」
流石にこれは効いたか?と思ったが何故か男は笑っていた。
「ぷっ……あはは!女とデートっておまえまだ諦めてないのか?」
私は一瞬理解できなかったはつねさんが女の人とのデートが初めてじゃない?いやまだお出かけという可能性も……
「そ、それは……」
「ふーん言われたくないらしいな、し・か・も百瀬!もしかしてこのことを聞いてないな?」
「や、やめて百瀬さんだけには言わないで!」
本気で嫌がるはつねさんを見てこれはやばいと感じた私は止めに行こうとしたが時すでに遅し
「そう言われるといいたくなるよな好きな子にはいたずらしたくなるからな~」
「まっ「はつねはなレズなんだよ」
「……は?」
いきなりの発言でこいつが一瞬何を言っているのかよく分からなかった……はつねさんがレズ?
「……」
はつねさんを見ると顔をそらされた。
「同性なんてうまくいくわけないのにな!」
「ッ……!」
「あ、はつねさん!!」
耐えられなくなったのかはつねさんが走り出した。
「お、はつねおにごっこか?追いかけちゃうよ~」
「ちょっと待てお前……」
「はぁ?なんだぶふぉ!?」
私はいつの間にか元彼をおもいっきり殴っていた。
「さっきから聞いてりゃ好き勝手言いやがって!」
「お前また殴りやがったな」
「殴られて当然だよ!はつねさんの過去を私は知らないけどお前のやってる事はクソだ!!好きな子にいたずらをする小学生でもそんなことしない」
すぐにでもはつねさんを追いかけたかったがまずはこいつをなんとかしないと
「そんな怒るなってあんな別れかたして悪かったからさ」
「そんなこと気にしてない!」
あ、勢い余りすぎた……
「あ、百瀬じゃんってえ!?なにしてんの」
そんなところ偶然仕事場の同僚がやってきた。ここはこいつに任せよう!
「あーごめん私今からはつねさん追いかけるからこの元彼捕まえてて!」
「元彼?はつねさん?ってちょちょちょどうしろって言うんですかっていないし!……とりあえず警察」
~・~・~・~
「はつねさーん!どこですか!!」
私は周りのことなど考えず大声ではつねさんを探した。
「はぁはぁどこ行ったんだろ……心当たりがある場所は大体探したはずだけど」
声を上げながら走っているとみたことある場所に着いた。
「あ、ここ……」
必然か偶然かはつねさんと逃げてそして初めて挨拶をした場所に着いた。
「あのときは必死であまり気にしてなかったけど公園なんてあったのか」
結構古い公園だったが何か奇妙な心地よさを感じた。はつねさんといた場所はどこも大切な思い出になっているそんな思い出に浸っていたら公園から泣き声がきこえた。
「はつね……さん?」
「え、え!?百瀬さん!なんでここにあ、あと顔は見ないで……」
「えーとなんか導かれるがままに……?」
丸型の中が空洞の遊具があってその中にはつねさんがいて顔は見えなかったけど泣いて顔がくしゃくしゃなんだろうな……
「ふふっなに導かれるままって、でもありがとうあんなこと聞いたのに追いかけてくれて……正直引いたよね?」
「そんなことないですよ!そりゃいきなりあんなこと言われたら驚きはしますけどそれは一つの個性だしあとはつねさん言いましたよね?好きなことができないのは辛いってなら正直になっても良いんですよ」
「…………ねぇ百瀬さんひとつお願いを聞いてくれない?」
「なんですか?」
「私の過去を聞いてくれないかしら……私も正直に生きたいと思うのせめてあなたの前だけでは」
「わかりました……」
そしてはつねさんは私の知らない過去の話をし始めた。
最後まで見ていただきありがとうございます。
次回で最終回です!!一週間以内には出したいですがもし遅れていたらこいつまたかとでも思っておいてください……最終回もお願いします!!