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おっさん、早期リタイアしてキャンピングカーでのんびり異世界ライフ  作者: 椎乃律歌
第六章 ドワーフ国その二

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03.青空市場で買い物をしよう!

 朝、暗いうちから早起きして市場に仕入れに出かける準備をする。朝飯を適当に食べてウニキャンで出かける。市場は午前中なら開いているが良いものは早めに売り切れてしまうので早めに行った方が良いのだ。


 少し朝日が差し始めた道を西から東に向かうので朝日が眩しい。やはり近くでキャンプした方が良いかもしれない。のんびり旅をする趣旨に反している状況だよなと自虐的に思いながら運転していると街に着いた。


 市場から少し離れた駐車場に停めて早速市場に向かう。ウニキャンからアウトドアワゴンを降ろす。アウトドア用の折畳式四輪ワゴンだ。牽引するためのTの字型把手があるので人力で引っ張って使うタイプになっている。屋台をやり始めてからは鞄で運ぶ量じゃなくなったので市場とウニキャンの間をこのアウトドアワゴンで荷運びをしている。


市場は十字路を中心とした正方形の広場で一辺が二〇〇メートル程の広さだ。四隅には常設の市場もあるが残りは青空市場となっている。


 常設の方は後から見るとして青空市場の方から見ていく。十字路で左右に分かれて赤い天幕と白い天幕に分かれている。眺めてみると赤い天幕は食品を扱っており、白い天幕は雑貨等を扱っているようだ。


 今日の目当ては食品なので赤い天幕の方から覗いてみる。数々の天幕の間に出来た小道を縫っていくように歩く。買い物客も多くて歩くのが大変だ。採りたての新鮮な野菜も豊富に並んでいる。ネギがあるので購入しようと思って見ていると隣に細めのネギみたいなものも並んでいる。良く見ていると独特の匂いがする。この匂いはもしかしてニラじゃないか?ニラと言えばニラ玉とかレバニラとか美味しいよね。と言う訳でニラとネギを購入する。


 別の店ではキャベツを売っていたのでこれも購入。やっぱり春はキャベツだろうか?白菜はもう終わったみたいで残念。あったら白菜鍋を作るのだが、豚肉とキャベツのごま油鍋や塩ニンニク鍋もまた捨てがたく美味しいので問題はない。


 別の店ではニンニクと生姜を購入。ニンニクのホイル焼きとか個人的に好きだ。あのホクホク感が堪らないね。匂いが大変なことにはなるけれど止められないよな。


 暫く行くと穀物系の店の前に出た。小麦粉が売られている。パン用小麦粉と菓子用小麦粉と全粒粉の三種類ある。小麦粉は用途によって使い分けるので三種類とも買っておくか。三種類あれば大抵のものは作れるだろう。


 買ったものを一旦ウニキャンに積み込んで次は常設市場を回ろう。


 広場の四隅にある常設市場に入る。今回入るのは肉やチーズとか畜産物を扱う市場だ。入るとチーズを取り扱っている店がある。ショーケースにチーズがあったり天井からチーズがぶら下がっていたりして見ていて面白い。パスタとかピザとかサンドイッチに使えそうなチーズを幾つか購入。もっちりしたチーズは味見したらモッツァレラ・チーズの様だった。サラダに入れても良いし、パスタに入れても良いだろう。


 チーズ売り場の次は肉屋へ。沢山の鶏肉が並んだ鶏肉コーナーを見ながら鳥といえば焼き鳥もいいよなと思わず清酒を飲みたくなる。よし、幾らか買っておこう。隣の豚肉コーナーからも購入。豚生姜焼きとか好きなんだよね。定食屋に行ったら必ず頼む定番メニューだ。ハムコーナーでも色々と買い込む。ハムはサンドイッチやサラダやハムエッグとか色々使えるから買い置きしておくと便利だ。


 そんな感じで青空市場での買い物に満足してウニキャンに戻って留守番していたナツを撫でる。さてこれから仕込みを頑張らないと。


評価、ブックマーク、誤字報告、お好みの場外市場など有りましたら、お気軽にお願いします。

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