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おっさん、早期リタイアしてキャンピングカーでのんびり異世界ライフ  作者: 椎乃律歌
第五章 魔女島

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08.みなと祭りを楽しもう!

 ナツを連れて、みなと祭り会場内を散歩。人が多いのでナツはリードを繋いで連れ歩く。とりあえず腹が減ったので飲食系から流すか。


 大鍋で牛肉を煮込んでいる。ワイン煮込みらしくて酒の匂いがする。見ているとピザのようなパン生地に煮込み肉やトマトにポテトフライを乗せて更にチーズをまぶしたのをラップサンドにして売っているようだ。とりあえず買ってみる。アツアツで美味しね。とろけたチーズとトマトとポテトと牛肉て最高だな。


 向こうでは子豚の丸焼きをやっているよ。野外フェスならではの豪快な料理だ。串に刺したパンとか売っているね。食べ歩きしやすいように串に刺してあるのか。厚切りの炭焼きステーキを売っているお店やツナポテトサラダサンドを売っているお店。ビスケットやパイなどのお菓子を売っているお店。酒と肴を売っているお店もあるが、ウニキャンを後で運転しないと駄目なんだよと泣く々諦める。


 魚介類では生牡蠣や蟹と粒パスタとかラビオリのようなものや茹でタコにあさりとパスタのスープ。とまぁ食べきれないほど店があるので今後の参考になったよ。


 チーズとかの農産品のコーナーは後で帰りがけに仕入れておこうかな。


 アクセサリーなどの民芸品売り場とか魔女の占いコーナーとかもあるね。子供向けの玩具とかも売っているね。


 通りを様々な民族衣装を着た人が楽団と共に現れて練り歩いている。楽団と指揮者が先導して、その後に歴史的に謂れがあるような衣装を着ている人々が続いている。これはパレードのようだ。ミスみなと祭りの様な人が手を振りながら歩いているよ。きっと何か由緒正しいパレードのようだけれど魔女島の歴史は分からないので意味は分からないけれど壮大なパレードだ。


 ほうぼうのお客さんが空を見ているので何だろう?と見上げてみたら五人の魔女さん達が楔型隊形で整然と並んだまま上空を通り過ぎる。後方には五色のスモークが棚引いている。これはもしかして魔女のアクロバット飛行かな!?


 四人だけ戻ってきて今度はダイヤモンド隊形で通り過ぎる。次は一人だけでロールしながら飛んでいく。次は五人が外側からバラバラの方角からやって来て中心でぶつかりそうな所で全員急上昇してそのまま散開して分かれていく。またダイヤモンド編隊で進入してきて全員背面飛行しながら通り過ぎる。


 左右から二人が進入して交わった所で互いに垂直上昇する。頂点に達したらスモークを出して左右に分かれて背中合わせになって降りてくると飛行した跡がハート型になっている。


 八の字で編隊飛行したり空に五芒星を書いたりとか見ていて飽きないね。


 五人それぞれが一緒に進入してバラバラにローリングしながら散開したり、フィギュアスケートのようにその場でスピンしたりと箒を使って出初式見たいな事もしている。最後は背面飛行しながら両手を振って去って行った。凄いアクロバット飛行だったな。


 ショーや飲食を楽しんでいたら既に日も落ちて夜の部に突入。獣人国でも見た魔法による花火大会が始まった。参加している魔女が多いので日本の花火大会にも負けず劣らずの盛大な花火大会を持って祭りは終了した。最後はその場にいた魔女が全員で花火を打ち上げたので夜空が花火で飽和して光の渦で真っ白に染まったのは壮大だった。


 やっぱり祭りは楽しいね。また機会があったらどこかの祭りに参加したいものだ。


評価、ブックマーク、誤字報告、屋台で食べたいものなど有りましたら、お気軽にお願いします。

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