表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
世界に一つだけの水たまり  作者: 愚者x2
1/10

美味しさの追求か、それとも味の多様性を追求するか。

最近のインスタント麺は本当に美味しくなった。


しかし、昔の陳腐な味も捨て難い。

そう思うのは私だけ、なのだろうか。


私の味覚というものの捉え方は、

「一定以上、美味しいかどうか」が大きい。

勿論、より美味しい事も悪くはない。


しかし、より美味しいものを求めて、

大金を叩いたり、行列に列んだりする事は、

全くと言っていい程、する気にもなれない。


因みに私は待つ事自体は苦手というよりも、

得意と言って差し支えないように思っています。

待ち人であれば、何時間でも待っていられます。

要するに価値観の問題になりましょうか。


より美味しいものを求める事に、

そこまでの価値を感じないのです。

一定以上美味しければ、

何処でも構わなかったりするのです。


そして、より美味しいか、よりも、

色々な味を楽しみたい、との、

思いの方が強かったりするのです。


私は一部の苦手な食材を除けば、

ほとんど好き嫌いはありません。

というよりは、どれもこれもみんな好きで、

比較する事自体が難しいくらいです。


肉も美味しいし、魚介類も美味しいし、

野菜も美味しいし、お菓子も美味しいし。

みんなみんな大好きなんです。


それぞれにそれぞれの美味しさがあって、

そのそれぞれをそれぞれに楽しみたい。

そして、実際に楽しんでもいます。


だから、好き嫌いの多い偏食の方は、

可哀相に思ったりもするくらいなのです。

色々な味を感じるのは、こんなにも楽しいのに、と。

勿論、余計なお世話なんでしょうけどね。


そして、そのような感覚の私は、

食べた事の無いものを見ると、

無性に食べたくもなるのです。


あくまでも食べる事が出来るもの限定ですよ。

食べれないものまで食べたくなる程、

食い意地は張っておりません。


とにもかくにも私は美味しさの追求よりも、

味の多様性を追求するタイプと言えるでしょう。


だから、陳腐な味も捨て難くなっちゃうんだけど、

それは、マイノリティになってしまうのでしょうね。


需要と供給の面からすると、どうしても、

美味しさの追求をせざるを得ないのかもしれません。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ