線路
掲載日:2026/03/11
始発から終点
短い22分間の旅
端っこの席に体を預けて
私は救われたり
救われなかったりした
もし神様がいて
私に花丸をつけなくても
なんか好き勝手言われてるなって
笑っていたい
特別ではない証拠を突きつけられても
気にせずハミング
悲しくなったら
おもいきり泣きたい
見慣れて行く景色
あの子はもういないけど
私が居場所をつくった
願えばちゃんと会えると
もう知っているの
たくさんの人が降りて行く駅
見送る寂しさと少しの幸せ
ひとりにしないでって言わなくても
いつだってひとりだし
ひとりじゃないのも知っているよ
電車はまた進んでいく
激しくなったり
虚しくなったり
愛しくなったり
私は私を離さないで
これからも生きていくだろう




