第15話 不整脈に対応できない(?)スマートウォッチ
第5話で『不整脈に対応できないスマートウォッチ』を投稿したが、少し説明を加えなければならない事になった。
つい先日、2か月前に検査記録した1週間分のホルター心電図の分析結果の説明を受けました。テスト時のスマートウォッチの記録をスマホに保存しているので比較してみた。
スマートウォッチでは、いつも通り下り坂では心拍数が上昇している。ホルター心電図ではそれはない。これは予想通りである。意外だったのは、ホルター心電図で 不整脈であるPVC (心室期外収縮)や PAC(心房性期外収縮)が起きているのがトレーニング外の時間である事だ。
ドクターの説明では、運動中は心拍数が多くなるので不整脈は出たりはしないそうである。納得できないので帰宅後、素人脳で分析してみた。ドクターの説明通りだと負荷心電図の意味が無くなるではないか。疑問を整理しておいて、次の定期検査のおり質問を浴びせてくれよう。
自分の注目点は、下り坂でのスマートウォッチでの計測で心拍数が急上昇している時、不整脈が起きているかどうかだった。実際には心拍数は上昇してはいないが、不整脈が起きている為その波形により心拍数としてカウントされているのではないかと予測していたのであったが外れたようだ。
しかしそれでは、第5話の説明とは矛盾が生じる事になる。P社の説明では不整脈には対応できないそうであるが、今回の結果では不整脈には対応できているように見える。次回定期健診できちんと確認してみよう。
また、不整脈は起きていないように見えるにも拘わらず、下り坂でスマートウォッチの心拍数が急上昇する原因は全く解らなくなった。今のままだと、不整脈とは関係なく下り坂では使用に値しない事になる。