8話
フォル「なんとか生き残れたか」
イシス「倒せましたね。ギリギリでした」イシスがエイドをかけてくれる。
フォル「これが高確率でいい効果が付与されるモンスターの石か」
イシス「ボスだけが落とす石ですね」
フォル「今の戦いでちょうど一つ空いたからな“HPアップ”またハズレか」
短刀にボスの石をつける。
イシス「私のモンスターの石も二つ空きました」
フォル「“魔力アップと防御アップ”に“スキル:アクア”…順調だな」
イシス「どうかした?」
フォル「なんでもない。これつけておこう」
イシス「わかりました」
フォル「にしてもボス倒しても経験値入らないのか」
イシス「ボスのモンスターの石がお宝ということですね」
フォル「そういうことか…」
イシス「色々消耗したね。一回帰ろうか」
フォル「それじゃこのアイテムで」
上に掲げると羽が輝き、体を纏う。
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フォル「便利だな」
イシス「そうだね」
フォル「宿屋に行くか」
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フォル「何も期待はしてなかった。だけどやっぱり部屋は1人ずつか…」
そのままベッドに横になる。
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「ふぅ。現実に戻ってきたか…」
宿屋で眠るとログアウトする。
そして次は宿屋から出た状態で始まる。
「ご飯でも食べるか」
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イシス「おはよう」
フォル「ああ、おはよう」
イシス「それじゃ行こうか」
フォル「次はどこに行くんだ?」
イシス「次は迷いの草原かな」
フォル「焼け野原にしたら簡単そうだな」