5話
フォル「ふぅ…やっとレベル6か…」
ゴブリンも倒し続けてレベルが上がりにくくなってくる。
フォル「あの10体で防具の石も割れるから頑張るか」
スライムも含め、倒す。
フォル「よし!これで10体目!」
ダメージエフェクトと共に防具についている石も壊れる。
“防御力上昇”“俊敏性上昇”
フォル「うわ…能力上昇2つ確定じゃないのか…撃破数が多いものがいいものってわけでもないから少なめの石が多め
に欲しいな」
新しい石を防具に嵌める。
フォル「二日経って新しいマップにいけないのもなんかなぁ…それだけ遊べるってことなんだろうけど」
ゲームを終了する。
―
「なんだメッセージが来てる」
『今回のゲーム難しくね?ゴブリン倒せないんだけど』
「意外と苦労してる人も多いみたいだな」
『運ゲーだからな』
返信をしてご飯を作る。こればかりはしょうがない。朝と夜の2食。ガッツリ食べる。
「なかなか上手にできたな」特製オムマグリゾット。
―
フォル「コボルトも安定して倒せる様になったら次のMA Pに行こうかな」
俊敏性も上がったので槍の攻撃も多少は避けやすくなった。
HPと防御も少し上がったので薬草を使うのが3匹に1回くらいのペースになる。
ゴブリンが大体30ナル、コボルトが大体50ナル落とす。
薬草がなくなり、街へ戻る。
「すいません、あなたは冒険者さんですか?」
声をする方へ目を向ける。
そこには美女がいた。
このゲームのメインヒロインなんだろうか。オッドアイの青髪の美女。
格好からするに魔法使いだろうか。
フォル「はい。フォルトゥーナです。フォルと呼んでください」
「私はイシス。イシスと呼んでください」
フォル「それでイシス。僕に何の用?」
イシス「一緒に冒険へ連れて行ってくれませんか?」
フォル「もちろん。よろしく頼むよ」