28話
フォル「減らない…」
イシス「さっきから一歩も動けずにいるんですが…」
フォル「石割れたのに次の石が嵌められない…」
イシス「そろそろ回復を挟まないと難しいかもしれません」
フォル「一撃でかいの撃って回復するしかないか」
イシス「残念ながらそれも撃てないくらい消費してます」
フォル「逃げるか…」
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フォル「まさかあんなに多いとは…」
イシス「石をつけて再挑戦ですね」
フォル「走り抜けるしかないだろう…まだダンジョンの中にすら入れてないんだから」
イシス「回復すらする余裕がないとは思いませんでした」
フォル「大丈夫だ。俺もだ」
イシス「前方だけに意識してください。集まり次第範囲魔法で片付けます」
フォル「できるだけ遠くのやつも倒すようにするか…」
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フォル「3・2・1」
イシス「ゴーです」
目の前に敵がいれば攻撃し、遠くにいても視界に入れば矢を放つ。
イシス「ストップです。フレイガレン」
範囲魔法が炸裂している間にイシスはミニポーションを飲む。
普段は使わないがこういう時には便利だ。
イシス「行きましょう」
再び走り出す。
この工程を4回したところで洞窟に入れた。
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フォル「氷…少し掠っただけでもダメージがあるのか」
イシス「天井にぶら下がっている氷柱…当たったらとても痛そうですね」
フォル「一撃で死ぬこともあり得るだろうな」
洞窟の中はモンスターが意外と少なかった。
しかしここに来るまでに石が何個か割れていたので再び嵌める。
イシス「モンスターが強くなればなるほど割れるまでのモンスターが増えるみたいですね」
イシスとフォルは火山にいたモンスターの石を嵌める。
今まで50体―300体が普通だったが、これからは500−1000のようだ。
フォル「なかなかだな」
イシス「氷山のモンスターなかなか石落としませんでしたね」




