24話
フォル「本来であれば魔力切れを心配する必要はないんだが…」
イシス「流石に無限じゃなくて…」
フォル「いくら回復するものがあってもな…」
イシス「探すしかありませんね…」
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フォル「やっと見つけた…が」
イシス「すみません…魔力切れです」
フォル「ここで待っていてくれないか」
イシス「囮にはなると思いますが」
フォル「1人で行ってくる」
イシス「気をつけてくださいね…」
―
フォル「やっと会えたな…火山弾野郎…」
異形なものはモンスターを食らっていた。
フォル「共食い…ね」
やっとこちらに気がついたようだ。
振り向く、その顔は不気味に笑っていた…。
フォル「聞いてもいいか、お前…何者だ」
針が無数に生えている尻尾、形容し難い下半身に隆々の筋肉の上半身。
顔はまるで…。
フォル「人間なのか?」
その返答が返ってくることはなかった。
お返しに鋭い一撃が地を穿つ。
フォル「逃げるな!」
矢を放ち、攻撃をする。
刺さりはするものの、ダメージにはならないみたいだ。
こちらを見向きもしない。
そのまま、潜っていく…。
フォル「おいおい…あいつがここのボスじゃないのかよ…」
辺りを見回した。
宝箱だけポツンと置いてあった。
―
イシス「ボスがいなかった…?」
フォル「正確には…ボスがやられた…ってところかな」
イシス「そんなことが…」
フォル「あったみたいだから致し方ない…」




