15話
フォル「大樹の反対側に出たみたいだな」
イシス「でも…大樹が枯れています…」
フォル「場所と一緒に時間も飛んだみたいだね」
イシス「それじゃここはあれから時が過ぎた世界ということですか…?」
フォル「詳しくはわからないけどね」
―
空は暗く、街も混沌と化していた。
肩から先が無い者、両足が無い者、目が見えない者、譫言を言っている者…。
イシス「何ですかこれは…」
フォル「まるで地獄じゃないか…」
イシス「今お助けを!」
至る人にエイドをかけて回る…
―
フォル「落ち込むなって…」
イシスが座り込んで何も話さなくなる。
エイドをかけても何も治らない。
詳しく聞いたところによるとただの怪我ではなく、呪いの一種で体をどんどん蝕んでいくようだ。
回復魔法は効かず、聖なる魔法があるという。
その使い手も呪いで亡くなってしまったという。
聖なる魔法はこの近くに眠っているらしい。
ただ、どこにあるかは知られてないようだ。
フォル「大体の検討はついているんだけどな」
呪いをばら撒いているのもモンスターらしい。
そして呪いをばら撒いているモンスターは定期的にくるらしい。
そいつらが元凶だろう。
イシス「行きましょう」
いつの間にか先を歩いているイシスの後を追う。
フォル「さて、向こうから来たくれたみたいだ」
肉体のない鎧、踊る骨の塊。
イシス「倒しましょう」
杖を構える。
フォル「この呪いを解いてあげないとね!」
襲いかかってくる相手をどんどん跳ね除け、先へ突き進む。
かなり敵の量が多い。
イシス「許しません」




