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あなたに囚われた俺の醜い感情  作者: ロース
始まりの日、始まってしまった日
3/35

俺の日常2

 妹の作ってくれた朝ご飯を食べ(ちなみに食パンとベーコンだった美味しい)学校へ行く用意を済ませた、夏前ではあるけどもうかなり気温は高く半そでのポロシャツ1枚で登校する、同じように学校へ行く用意を済ませた妹はシャツの上に薄いカーディガンを羽織っている、服に関する校則はあまり逸脱してない限り厳しくないので結構楽みたいだ。


「お兄ちゃん今日は何時ぐらいに帰る予定?」

「あー今日は大体5時ぐらいには帰ると思うけど、何か買って帰るものでもあるか?」

「うん、今日もあの二人は帰るの遅いからご飯はいらないみたいなんだけどお米がきれちゃったから買ってきてほしいなと」


 そう家の両親は共働きで家にはほとんどいない、まあどっちかの誕生日とか何かイベントのある日などはちゃんと居てくれるからそんなに寂しいと感じたことはない、多分妹も同じように思っているとは思うんだけど、どうだろ意外と寂しいとか思ったりするのだろうか、今度聞いてみようか。

 

「お米ね了解した、いつものやつでいいよな」

「そうそうお願い、忘れたら今日食べるものは何もないからね」

「こわいこわい」

 

笑いながら軽く冗談を言い合い、それから二人とも家を出てそれぞれの学校へと向かう。


 その道中で俺は先ほどの光花との会話を反芻していた、恐らく妹の部活が終わるのは6時ぐらいで家に帰ってくるのはそれからだろうからそれまでにご飯をセットして用意しておこう。

 今日1日のスケジュールを大まかに把握し、学校までの30分の道のりの途中適当なことを考えていたら後ろから声をかけられた。


「おはよーう大月君、朝からぼけーとしてるけど大丈夫?」

「はいよおはよう有紗(ありさ)、て誰がぼけてるだ、ちょっと考え事してただけだわ、ほっとけ」


 声をかけてきたのは同じクラスの鶴式有紗(つるしきありさ)、高校に入学してから知り合ったやつで普段学校では結構つるんでいる、身長は162㎝で体重は知らん、本人には言わないけどスタイルは悪くないし、顔も結構好み、これでおしとやかな性格ならなーとか思ったりしないこともない、ただ友達としてかなり面白いやつでなんやらかんやら信頼してる。

 ああ後文芸部的なのに所属しているらしいけど、ほとんど活動してないみたいだし実質帰宅部と本人談。

 

「あ、そうそう昨日やっとあのボス倒したのよ、どんだけ打たれ強いのなんのってね」

「まじか、俺まだそこにもいけてないんだけど、どんだけやりこんだんだよ」

「それほどそれほど、褒めても何も出ないよ」

「誰が褒めてるとい言ったよ、呆れてるんだよ、ちゃんと宿題やったのか?」

「…………………過ぎたことを考えても仕方ないよ、前を向いて進まなきゃ...うんお願いします宿題見せてください!!」

「そうかお大事に、公開処刑楽しみにしているよ」

「いやほんとに助けて先週もやらかしているの私!!」

「知ってる知ってる、まあいいよあの馬鹿も見せてほしいって連絡来てるし」

「え、柊もなんだ...あ、いやいいんだけどね、ごめんなさいありがとうございます」


 全くこいつ(ありさ)あいつ(しゅう)も頭はいいのにどうしてこうも抜けてるのだろうか...

 

 なんやらかんやら雑談しながら歩いてるとほどなく学校についた、この学校ってまあ私立だからと言われればそれまでなんだろうけどかなりでかいし設備も整っていている気がする、昔からある学校だったらしいけど最近建て替えられたらしい、校内にも色んな場所があるが……まぁそれもまたいつか紹介できるかな。

どうもロースです。

お読みいただいてありがとうございます、大体分量を1,5倍ぐらいにしてみましたが区切りがいいので、今回はここまで、よければ感想お待ちしています。

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