第三章 設定集
第三章の登場人物、その他の設定集的なもの。
読了後のお楽しみ要素としてどうぞ。
前章から登場しているキャラは短めです。
主人公 ヘルシャフト・ルーラー
魔物使いの少年、そろそろ天魔について勉強しようかと思っているが、中々始めない。
本を読むのは好きだが、禁書への耐性は低い。
銀狼 アルギュロス
或る国の合成魔獣、マルコシアスに畏敬の念を抱いている。
ページを捲るのが苦手なため、必要でない限り本は読まない。
銅獅子 カルコス
或る国の合成魔獣、暇があればヘルの様子を見に来ている。
本は全く読まないが、禁書への耐性は高い。
呪術や毒への耐性を持ち傷を癒す事が出来るが、性にあわない。
悪魔 マルコシアス
契約には誠実な悪魔、人として暮らしている悪魔の中では最強クラス。
真の姿が黒狼であるためか、新鮮な血と生肉を好む。
七色の炎は触れたモノを石にする力があり、肉弾戦以外で唯一の技。
悪魔 アガリアレプト
大図書館で司書として働く悪魔、秘密を暴く趣味がある。
悪魔らしく強力な魔力の宿る血を好むが、能動的ではない。
肉弾戦は得意ではないが、『暴く』ことで天使や悪魔の力を人間程度にまで引きずり下ろす。
天使 カマエル
神の敵対者を容赦なく破壊する天使、十万以上の兵の指揮官ではあるが、今回の襲撃は個人的なもののため連れてきていない。
少々妄想の激しいところがあり、今まで滅ぼされた者には冤罪も多い。
魔法陣から放たれる毒針は魔力に作用するもので、魔力の高い者ほど早く効く。
天使 シャムシエル
昼を司る天使、太陽光を己の力へと変質させる能力を持ち、太陽が出ている間は無敵とも呼ばれる。
興味のある物事以外へのやる気はほぼ無く、他の者に押し付けることもしばしば。
仕事仲間には猫好きを隠している。
天使 パラシエル
宝書庫を守る天使、宝物を預けるとそれ以上の宝物を渡さない限り返さない。
書物の国に居るのは人格を写したモノであり、本体は天界の宝物庫に居る。
本人の趣味で写しの体は宝石で作られている、そのため動きが重い。
書物の国
二体の悪魔と一体の天使が常駐する珍しい国。
国民は皆読書好きで、飲食も忘れて読書に勤しむ。
犯罪率は世界で一番低い。
八つの呪い
国にかけられた強力な呪いの総称。
他の呪いとの違いはまず解くことが出来ないという事、本人だけに解けるモノや、死んでも解けないモノがある。
禁書
呪いがかけられており、耐性の低い者には読めない。
作用は様々だが、最もポピュラーなのは精神汚染。
宝書
希少性が高く、宝書庫に納められているもの。
明確な定義はない。
グリモワール
悪魔と契約するために必要不可欠な本、裏で高値で取引されているが、その殆どは不完全な写。
原本は悪魔本人が大切に保管している。
契約者
悪魔と契約した者、取引の代償は悪魔によって様々。
不完全なグリモワールでの契約は破滅をもたらし、原本での契約は成功をもたらす。
悪魔と契約しているという理由から天使には毛嫌いされ、死後は地獄確定。
悪魔によっては地獄でも面倒を見てくれるが、まず有り得ない。
設定集は各章ごとに追加していく予定です。
