第十二章 設定集
第十二章 登場キャラなどの設定集、前章から登場しているキャラは短めです。
ヘルシャフト・ルーラー
魔物使いの少年、幼い頃兄に魔法薬の材料のあまりを食べさせられていたためか、味覚がとても鈍い。
『黒』
名前を思い出す方法を思い出した、実行はまたいつか。
六徳・刹那
超優秀な錬金術師、賢者の石を作り出し不老不死になった。
牢獄の国で一度処刑され、その時の傷……目や体の一部は魔石で補った。
ホムンクルス造りを趣味にしている。
不可説転・謎羅
刹那の弟子、賢者の石を作り出し不老不死になった錬金術師。
クローン開発に成功したが、実験は失敗した。
天使に見逃してもらったので、これからも続けていこうと誓った。
黒ローブの男
黒いローブを羽織った男、実体はほぼない。
『黒』の名前を奪い『黒』本来の力を扱えるため、攻撃はまず効かないだろう。
アルテミス・ハイリッヒ
オリュンポス十二神具、アルテミスの銀弓の所持者。神降の国の王族。
実兄に対して辛く当たることが多いが、仲は良い。
義弟に神具を一度盗まれたため、彼のことは嫌っている。
シャルギエル
雪を司る天使、愛称はシャルン。
一切表情を変えず、また対応も機械的。
零に加護を与えたが、行動を共にすることはなかった。
生き物なら近づくことも難しいほどに強力な冷気をまとっており、加減も苦手。
ザフィエル
にわか雨を司る天使、シャルンとよく組んでいる。
人界全体の監視役であり、正しい知識を管理する仕事に就いている。
神力を実体化させる術に長けており、雨や雨具を作り出せる。
レインコートは完璧な空調、傘は槍と盾の機能を持つ。
アルギュロス
科学の国で造られた合成魔獣、ようやく復活した。
賢者の石が本物になったため、パワーアップしているはず。
エアオーベルング・ルーラー
史上最強の魔法使い、ヘルの兄。
自分以外の全ては自分以下であり、自分が一番優れていると信じて疑わない。
実弟は唯一個体として認識している愛玩対象、他は人間や魔物など大雑把な括りでしか認識できない。
瞳に針を刺し特殊な液を流し込んだため視力のほとんどを失ったが、魔力を見ることが出来るようになった。
全身の刺青は治癒や蘇生、反転や防護である。
希少鉱石の国
魔力を溜め込む特殊な石が多く採掘される国。
錬金術が盛んであり、国連には要注意国家として認識されている。
『傲慢の呪』
ルシフェルが堕天直後、封印直前にかけた呪い。
遠い昔のことなので、今はもうかなり薄まっている。
だが、他国に比べてこの国の民は自信に満ち溢れているという噂もある。
ホムンクルス
錬金術の極意とも言われる人造人間。
人の体液から造られる、なおビーカーの外では数分と体を維持出来ないので注意が必要。
賢者の石
錬金術の極意とも言える無限のエネルギーを持つ物質。
道端の石だろうとキャベツの芯だろうと式さえ正しければ賢者の石になる。
三体の合成魔獣の新しいコアに使われた。
偽物の賢者の石
科学の国で造られた賢者の石の紛い物。
人や魔獣の魔力を凝縮したものであり、限りがある。
以前までは三体の合成魔獣のコアに使われていた。
クローンの鳥
黒ローブが連れてきた鳥のクローン、オリジナルに比べかなり劣っている。
それでも国を一つパニックに陥れるには十分な力を持っていた。
アルテミスの銀弓
射ったものを即死させる神具。
所持者は紛失しても呼び戻せるが、別の者の手に渡っているとそれも出来ない。
実体化した神力の塊である。
白い人形
謎羅の家の地下に勝手に作られた部屋に置かれていた人形。
触れた者に一番近しい人間に姿を変える、触れた者の主観が入るため、年や性格などは現在の正確ではない。
エアはコピーの際に使われた術に勘付き、逆に人形を操ったが普通はできない。
神力
神性だけが持っている魔力と対の力。
天使に常に供給されている、人間でも神性に与えられる場合がある。
神性
神の性質を持つモノ、魔性を持つ魔物と対の存在。
国連はヤハウェの神だけが神性だとしている。
設定集は各章ごとに投稿していく予定です。