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お月さまの夢  作者: 詩織
5/5

みんなの願い♪♪♪

あれから



ずっと後悔してたんだ、


なにも悪くなかった

オトキさんを



僕のせいで捨てるはめになったとき



罪悪感で胸が押しつぶされそうだった



それで、それで、泣いたんだ、






(´;ω;`)ひど~い、


パパ、花に、

いつも言ってることとちがうじゃない、

物を大切にしなさいって、




「そうなんだ、このことがあって、

パパ、キカイを直す仕事につきたいと思ったんだ、」



「いつか、オトキさんも壊れるときがくるだろう、

そのときは ちゃんとオトキさんを直してあげたくて、、」





(だから、我が家はアンティークショップみたいなわけ?)




(そんなトラウマがあったとはね~。)

(パパ、かわいい~チュッ♪(笑))





(´・ω・)パパ、、


オトキさん、治る?




「ああ…まかしておきなさい♪」



「ぜったい、直してみせる!!!」







パパが柱からオトキさんをおろしました。



指に分厚い木のぬくもり

ガラスのふたを開けると、黄色くなった文字盤…



文字盤のネジを外すと大小さまざまな歯車が並んでいます。



ひとつ ひとつ

注意深く覗いてみました。


「あー、歯車がひっかかってる。」



「これじゃ、うまくゆかないよ…」



(´・ω・)パパ…だいじょうぶ?



(`・ω´・)+「大丈夫?

だれに聞いているんだい?

パパに、まっかせなさあい」(笑)


カッチ、



カッチ、



パパが小さな歯車を一つ外しました。



汚れやサビを落として


ピカピカにして


もとの場所にもどし、


ぜんたいに油をさしました。





直した時計を椅子の上に置いて、



おじいちゃんが時計屋さんで見つけてきたネジマキで巻くと、



カッチーン♪




コッチーン♪




と、オトキさんが動きだしました♪




(*´∀`*)わあぁ~(笑)


パパ、スゴーい♪♪♪
















今日も、




おばあちゃんの部屋から




ボーン♪ボーン♪ボーン♪

(あ、3時だあ~♪)






オトキさんが時を刻みます。










(やぁ~、おかえり~、ごろうたい)







(  ̄ー ̄)私の名前は、


オトキさんだよ♪



もう、忘れたのかい?






(笑)



(おしまい)

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