みんなの願い♪♪♪
あれから
ずっと後悔してたんだ、
なにも悪くなかった
オトキさんを
僕のせいで捨てるはめになったとき
罪悪感で胸が押しつぶされそうだった
それで、それで、泣いたんだ、
(´;ω;`)ひど~い、
パパ、花に、
いつも言ってることとちがうじゃない、
物を大切にしなさいって、
「そうなんだ、このことがあって、
パパ、キカイを直す仕事につきたいと思ったんだ、」
「いつか、オトキさんも壊れるときがくるだろう、
そのときは ちゃんとオトキさんを直してあげたくて、、」
(だから、我が家はアンティークショップみたいなわけ?)
(そんなトラウマがあったとはね~。)
(パパ、かわいい~チュッ♪(笑))
(´・ω・)パパ、、
オトキさん、治る?
「ああ…まかしておきなさい♪」
「ぜったい、直してみせる!!!」
パパが柱からオトキさんをおろしました。
指に分厚い木のぬくもり
ガラスのふたを開けると、黄色くなった文字盤…
文字盤のネジを外すと大小さまざまな歯車が並んでいます。
ひとつ ひとつ
注意深く覗いてみました。
「あー、歯車がひっかかってる。」
「これじゃ、うまくゆかないよ…」
(´・ω・)パパ…だいじょうぶ?
(`・ω´・)+「大丈夫?
だれに聞いているんだい?
パパに、まっかせなさあい」(笑)
カッチ、
カッチ、
パパが小さな歯車を一つ外しました。
汚れやサビを落として
ピカピカにして
もとの場所にもどし、
ぜんたいに油をさしました。
直した時計を椅子の上に置いて、
おじいちゃんが時計屋さんで見つけてきたネジマキで巻くと、
カッチーン♪
コッチーン♪
と、オトキさんが動きだしました♪
(*´∀`*)わあぁ~(笑)
パパ、スゴーい♪♪♪
今日も、
おばあちゃんの部屋から
ボーン♪ボーン♪ボーン♪
(あ、3時だあ~♪)
オトキさんが時を刻みます。
(やぁ~、おかえり~、ごろうたい)
(  ̄ー ̄)私の名前は、
オトキさんだよ♪
もう、忘れたのかい?
(笑)
(おしまい)