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お月さまの夢  作者: 詩織
4/5

パパの告白

花ちゃんが心配そうに


パパを見る、



パパは、子どもの頃



オトキさんにしてしまった


つぐないをしたいと思った。





ぜったいに直してあげなくっちゃ!








「花ちゃん、オトキさんは病気みたいだ、」




「ねぇ~、そろそろ買い変えない?もう磁気時計の時代よ?

自分で、時間の微調整だってするんですって~」



「最近のキカイは冷たいと思わないかい?

真空管やトランジスターなんていうのは

みんなICになっちゃって、キカイのぬくもりがないよ…」




「キカイに、ぬくもりなんて可笑しいわよ~」





「そうじゃないよ、

キカイは あったかいんだ!

湯気をたててるだろう?」




「熱 あるのパパ?

キカイはもともと冷たいのが当たり前でしょ!?」




「この頃のキカイは、故障したら

良い部品も悪い部品もいっしょに、

ポイ捨てで可哀想な気がしないかい?」




「………いや、ママの言うことも分かるんだ、


僕も小さいとき、オトキさんを捨てようとしたんだ、


友達の家に行くと

金メッキの柱時計の中からオモチャの兵隊が出て来て、

オルゴールの曲にあわせて踊る時計がきれいで、



それが買って欲しくて、オトキさんのカギを、、、


わざと捨てたんだ、、」




( ̄0 ̄;「アラアラ、パパ…」




(´・д・`)パパ、、、ヒドいーーー!!!


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