パパの夢
パパは、
オトキさんに謝らなくちゃならないことがあるんだ、、、
オトキさん
誤解してたんだな…
助けたんじゃないんだ、助けたんじゃないんだ!
朝ごはんを食べて、
おばあちゃんの部屋へ行って、
学校に行く前に、
オトキさんのネジを巻くのが、
花ちゃんの日課です。
(*´∀`*)おっはよー♪
オト~キさんっ♪
きのうの出来事がうれしくて、
はずんだ気持ちの花ちゃんを…
待ち受けていたのは………
残酷な現実でした。
パパーーー!!!
ママ~~~
たいへん、たいへん、たいへーん!!!
ウワァ~ン( p_q)アーン!
アラアラ?どうしたの~!?
花ちゃんが、泣きだしたのでママがとんできました。
ママが理由を聞いても
ただ泣くばかり
困ったママはパパにバトンタッチです。
パパっ子の花ちゃんですから
「パパのほうが、花のことは得意でしょ?」
パパがやさしく聞きました。
「どうしたの?花ちゃん?」
花ちゃんが、泣きながら指をさしました…
指した先には、オトキさんが止まっていました…
「ネジ巻かなきゃ、本当にめんどくさい時計ね~」
「花ちゃん、カギは?」
( p_q)ん…
「巻いたらいいんでしょー、泣かない、泣かない、」
(メキメキ、ギッ、、、ゴリゴリ…)
サビついたような嫌な音がしました。
「あ、ママ、ちょっと待って、油!油ささなきゃ!」
まいにち、決まった時間に巻いている時計が止まる、
パパには嫌な予感がありました。
これは…
ひょっとしたら…
そんな予感。
つづく