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空と雨と667人目の魔王  作者: R.M
旅立ち
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旅立ち

今回いつもと比べて短いです

無事リーフさんの卒業試験をクリアした俺は長老様の家の中にいた


「そうか・・・・・もう行くのか・・・・」


「はい、今までお世話になりました。といいましても出立は2、3日後になりますが」


俺は長老様の前で掌と拳を合わせ礼をしていた


これは竜属の中で最敬礼を示すものだ


38番目の魔王を倒した後、1番目の魔王の話を聞いて、1番目の魔王に合いに行こうと考えた俺は長老様に別れの挨拶をしに来ていたのだ


勿論、この旅には雪と晴も同行するし、もう二人には了承を取っている


雪も晴もサーシャさんによって最低限自衛できるレベル(一般的な小国の近衛兵くらいなら一対一で倒せるレベル)まで強くなっているため、魔王領でも問題なく活動できるだろう


それに、俺自身はそこまで強くないが魔王化(雨との融合)すれば素手でもその辺りの魔物なら倒せるし、魔物化しなくても一部の能力は使えるようになったのと魔剣のお陰で実力的に困ることは特に無いだろう


しかし、1番目の魔王領はこの世界の中でも端の方にあり、広さも魔王領の中で最も広い。そのため行って帰ってくるだけでもかなりの時間が必要になってくるし、1番目の魔王を探すのにもかなりの時間が割かれることになるだろう


この竜属の里から1番目の魔王領に行くまではおよそ10~15もの魔王領を通り抜けなくてはならない


その距離だけでも普通に歩くだけで2ヶ月はかかるのに辺りを警戒しながらの移動になるので恐らく行くだけで3ヶ月、1番目の魔王を探すだけで1ヶ月はかかる


そこから話を無事聞けたとしてまた帰るのに3ヶ月


この旅だけで半年以上もの時間が取られてしまうのだ


また道中襲われた場合、普通の魔物だけなら遅れを取ることはないと思うが、魔王に襲われた場合無事ですむとは限らない


38番目の魔王に空が勝てたのだって相性が良かったことと、相手がこちらを襲ってくることを前もって知っていたこと、相手が正々堂々と戦いに挑んだことなど、空の実力が上がったのとは別に色々な理由が上げられるのだ


相手が魔法を極めた魔王なら俺の魔剣である探索の範囲外から魔法を打ち込まれたり、不意打ちなどをされれば簡単に倒されてしまうのだ


そんなことを考えていると


「お主のやりたいことについてはわかった。それに決心が決まっておるのならわしからあえて止めることもあるまい。しかし、これだけは覚えておいて欲しい。お主がなにものであろうとわし等竜属の里はお主の帰る場所であり、ここに住まうものは皆お主の家族だということを」


「ありがとうございます」


俺はその言葉を最後に長老様の家を出た


その後2日かけて長旅のための準備を整え、残りの1日は英気を養うためにゆっくりと休んだ


そして、俺たちは竜属の里を旅立った

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