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『クロノ・レガシー:0.1秒の建国記』 ~最強無気力な転生聖女は1000年の夢を現実に変える~  作者: Zacku


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第99話:『銀河のクーリングオフ。 ―宇宙の権利書、羽毛布団と交換―』

パパの「お人好し」が招いた宇宙規模の領土問題。

しかし、お母さんの「主婦の防衛本能」と「契約への厳格さ」は、宇宙の裏社会すらも震え上がらせます。

「レシートなき取引に未来なし」。お母さんの放つその真理により、全宇宙の土地は守られ、パパは再び「ゴミ出しのプロ」へと戻されたのでした。

「……パパ。ゴミ出しに行っただけなのに、なんで背中に『銀河系を10個包み込めるサイズ』のド派手な羽毛布団を背負って帰ってきてるの? あと、その手に持ってる『全宇宙・土地譲渡証明書(空欄)』は何?」

リィナが玄関で唖然としていると、パパはマンモスセーターの名残で少し伸びた鼻をヒクつかせながら、虚空を見つめていた。

『……リィナ。……集積所にいた「近所の田中さん(を自称する6本腕のエイリアン)」に、この布団は「1億回洗ってもフカフカ」だと言われてね。……つい、九条家の「多次元的な土地の権利」と交換してしまったんだ。……(属性:お人好しの極致)×(印:契約の成立)。……よし。今、九条家は全宇宙的に「更地」扱いだ』

「なんですってぇぇええええ!! 誰が勝手にうちの土地を差し出したのよッ!!」

奥から、家計簿を武器に(神具:印鑑証明)×(属性:消費者センターの化身)×(印:即時返品)を纏ったお母さんが、音速を超えて飛び出してきた。

「いい? 訪問販売はね、(契約から8日以内)×(印:お母さんの逆鱗)なら無条件で白紙に戻せるのよ! 宇宙の法律だろうが何だろうが、私の家計簿が『ノー』と言ったら『ノー』なのよッ!!」

お母さんはパパが背負っていた羽毛布団をひっ掴むと、そのまま(神具:宇宙船(カセットコンロ仕様))×(属性:怒りの追跡)×(印:逃がさないわよ)に飛び乗り、銀河の果てへと逃亡中の詐欺師(偽・田中さん)を追い詰めた。

「ちょっと! 返品よッ!! この布団、羽毛じゃなくて『暗黒物質の抜け殻』じゃないの! 洗ったら次元が歪むわよ!!」

「ひっ、お、お母さん!? 契約書はもう電子化して『ブラックホールの金庫』に――」

「うるさいわね! (お母さんのクーリングオフ)×(印:契約書の物理的破壊)×(強制:全額返金(権利書奪還))!! 宇宙の果てまで追いかけて、あんたの履歴書を真っ黒にしてあげるわよッ!!」

お母さんが家計簿をブラックホールに叩きつけた瞬間、金庫は爆発し、九条家の土地の権利書は「お母さんの手元」へと磁石のように吸い寄せられた。

「(印:悪徳商法の殲滅)×(属性:主婦の勝利)×(投げ銭:詐欺師への反省文100枚)!」

リィナが指を鳴らすと、詐欺師は「お母さんの説教(3時間コース)」という名の精神的拷問を受け、泣きながら宇宙の彼方へ消え去っていきました。

「……あーあ。宇宙最強の詐欺集団が、お母さんの『クーリングオフ』一発で倒産しちゃった」

「当然よ! 偽物の布団でうちの土地を奪おうなんて、1万年早いわ! さあ、帰って布団の天日干しよ!!」

お母さんの仕切りにより、九条家の領土は無事に守られ、銀河には「九条家には近づくな」という新たな教訓が刻まれるのでした。

第99話、ありがとうございました!

「暗黒物質の抜け殻」で作られた羽毛布団(笑)。洗ったら次元が歪むという、主婦にとっては致命的な欠陥ですね。

ブラックホールの金庫を家計簿で叩き割るお母さん、もはや最強の戦士です。

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