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『クロノ・レガシー:0.1秒の建国記』 ~最強無気力な転生聖女は1000年の夢を現実に変える~  作者: Zacku


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第5話:『異世界Wi-Fi開通。 ―建国には娯楽が必要だ―』

門番ゼノンの持ち込んだ現代デバイスを、リィナが魔改造!

「生活が安定したら、次は遊びでしょ」というリィナの超理論により、異世界最速のネットワークが爆誕します。

しかし、あまりに楽しすぎる村の様子が、ついに「運営」の本格的な不興を買うことに……。

「……よし、繋がったわよ」

リィナが村の中央にある時計塔に手をかざすと、不可視の電波(魔力波)が村中に波及した。

門番として採用されたゼノンが、驚愕でスマホを落としそうになる。

「マジかよ……。俺が数ヶ月かけても構築できなかった広域魔導ネットワークを、指先一つで……。おいリィナ、これ速度ビットレートどうなってんだ?」

「計算してないけど。(印:電波拡張)×(印:高速振動)×(アルヴィスの1000年分の魔力)を掛け合わせておいたから。たぶん、光回線の数億倍は出るんじゃない?」

リィナは面倒そうにスマホの画面をスワイプする。

すると、空中に巨大なホログラム・ディスプレイが出現した。

「アルヴィス。これを使って、村の警備と、あと……『世界のコメント』をリアルタイムで投影できるようにしといて」

「はっ。……しかし主よ、この『こめんと』という光の文字群……。なぜ皆様、私の鎌さばきよりも、リィナ様がカレーを食べる姿に熱狂しているのですか?」

「それが『需要』ってやつよ。あ、あとゼノン。あんたのスマホのゲーム、このネットワークに同期させなさい。村人たちの娯楽にするから」

リィナが再びパチンと指を鳴らす。

瞬間、村の広場に「魔導式アーケード筐体」がズラリと並び立った。

「おい、待て! それ俺のセーブデータ……あぁっ! 村の子供たちが俺の最高ランクを塗り替えていく!!」

ゼノンの悲鳴をよそに、村人たちは初めて触れる「娯楽」に目を輝かせた。

だが、その熱狂の渦中――。

リィナの視界に、一瞬だけ赤いエラーログが走る。

【警告:世界の娯楽指数が規定値を突破しました】

【運営より:過度な文明介入は『強制削除』の対象となります】

「……ふーん。いいわよ、やってみなさいよ。削除される前に、こっちがそっちのサーバーを『掛け算』でパンクさせてあげるから」

リィナの瞳に、好戦的な光が宿った。

第5話、ありがとうございました!

リィナの「光回線の数億倍」というパワーワード。もはやダウンロードという概念すら消えてそうですね(笑)。

しかし、楽しそうな村の様子とは裏腹に、運営の監視が厳しくなってきました。

次回、本日のラスト投稿(夜分)は、「運営が送り込んだ『バグ取り(クリーナー)』と、リィナの初となる本格的な異能バトル」をお届けします!

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