表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『クロノ・レガシー:0.1秒の建国記』 ~最強無気力な転生聖女は1000年の夢を現実に変える~  作者: Zacku


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

39/57

第39話:『資本主義の逆襲。 ―スパコン100万台で邪神を召喚―』

リィナの力を解析しようとしたIT企業が、自ら「人造邪神」を召喚。

しかし、神話の存在すら「ただのデータ」として扱うリィナにとって、それは「不要なファイルの削除」と同じくらい簡単な作業でした。

パパによる「Win95への強制ダウングレード」という、IT関係者にとって死よりも恐ろしい罰(笑)。

「……なんか、学校の裏山の方から『嫌な音』がするんだけど」

リィナが屋上のベンチで新作の限定フラペチーノ(神様特製)を飲んでいると、空がどす黒い紫色に染まり始めた。

パジャマ姿で追い出されたはずのIT企業軍団が、諦めるどころか、近隣のビルをまるごと「巨大な演算ノード」に改造し、強引に次元の壁をドリルでぶち抜こうとしていた。

『ターゲット・コード:九条リィナ! 解析完了……! 異世界の門、接続率100%! 我が社独自の「クラウド・デーモン」をダウンロードするぞ!』

地響きと共に現れたのは、無数の光ファイバーと基盤で構成された、電子の邪神。

それは人々の「もっとバズりたい」「もっと金が欲しい」という現代の呪いを食らって肥大化した、最悪のバグの塊だった。

「ひえぇぇ!? ボス、あいつら正気か! 自分たちの手で『ラスボス』をデバッグもせずにリリースしやがった!」

ゼノンがガタガタと震え、校舎が電子のノイズでノイズまみれになる。

「……はぁ。自分たちで解決できないものを、安易にダウンロードしないでよ」

リィナは立ち上がると、スマホの画面に「負の因数分解」を走らせた。

相手はIT企業が作った「人造の神」。なら、やり方は一つだ。

「(邪神の全データ)×(ゴミ箱へ移動)×(完全消去:上書き不可)。……あ、ついでにパパ、あっちの会社のサーバー、全部『Windows 95』にダウングレードしといて」

『承知したよ、リィナ。……ついでに、彼らの銀行口座のパスワード、全部「1234」に変えておいた。セキュリティ意識の向上を願ってね』

パチン、と指を鳴らした瞬間。

降臨しかけた邪神は「404 Not Found」というエラー文字を残して消滅し、裏山の巨大演算装置は「ピーー」という懐かしいダイヤルアップ音を立てて全停止した。

「……これで少しは、身の程を知るでしょ」

リィナは飲み干したカップをゴミ箱に投げ入れた。

現代のテクノロジーが束になっても、リィナの「一文字」の計算式には届かない。

邪神を「ゴミ箱」へ捨てるという、リィナらしい圧倒的な処理能力。

そして、パパの追い打ち(セキュリティ弱体化)が地味に効いてます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ