第115話:『意志を持つコンポスト。 ―宇宙の堆肥と、銀河の生ゴミモンスター―』
お婆ちゃんの持ってきた「宇宙コンポスト」が、お母さんの消臭剤を食べて巨大化。
お母さんの「ピカピカ」とお婆ちゃんの「フカフカ(土)」が、リビングで領土争いを開始しました。
「清潔」か「循環」か。究極の二択を迫られるパパとリィナ。
しかしお母さんにとって、どんな密林も「物干し場」の一部でしかないのでした。
「……パパ、見て。お婆ちゃんが持ってきたブリキのバケツ(宇宙コンポスト)から、ドロドロした緑色の触手が生えて、リビングの絨毯に『新種の銀河系コケ』を植え付け始めたんだけど。……お母さんが撒いた消臭剤と反応して、生ゴミが『極上の肥料(意志あり)』に進化したみたい」
リィナが後退りすると、お婆ちゃんのバケツは**(属性:有機物の反乱)×(印:強制的な土壌改良)×(オーラ:腐葉土の威圧感)**を放ち、九条家を丸ごと「巨大な植木鉢」へと作り替えようと蠢いていた。
『リィナ。……お母さんの「無菌主義」とお婆ちゃんの「自然回帰」が、化学反応を起こしてしまったんだ。……(属性:発酵の極致)×(印:堆肥モンスターの覚醒)。……よし。今、九条家のフローリングは「栄養満点の黒土」に変換され、宇宙の雑草たちが猛スピードで自生し始めたよ』
「ちょっとお母さん! 自分の連れてきたゴミが、私のキッチンに根を張ってるじゃないのッ!! (神具:キッチンハイターの波動)×(属性:強制除菌)×(印:カビの絶滅)! 堆肥だか何だか知らないけど、私の家は『無機質の輝き』で満たすのよッ!!」
お母さんが、コンポストの触手に**(神具:おたまの盾)×(属性:酸性洗剤の加護)×(印:中和)**で応戦する。
「甘いわよ、この温室育ち(娘)! (神具:枯れ葉のハタキ)×(属性:自然の循環)×(印:すべては土に還れ)! 清潔すぎて栄養のない家なんて、ただの病院よ! (お婆ちゃんの秘技)×(印:銀河系生ゴミ大爆発)! ほら、モンスターちゃん! この家の『消臭剤』を全部肥料にしてお育ちなさいッ!!」
お婆ちゃんがコンポストを叩くと、モンスターは家中の「清潔な空気」を吸い込み、さらに巨大な大樹へと成長。ついに天井を突き破り、宇宙空間へ「九条家・1号店(樹木版)」を枝分かれさせた。
「(印:バイオテクノロジーの暴走)×(属性:ジャングル化したリビング)×(投げ銭:モンスターへの米ぬか)!」
リィナが指を鳴らすと、お母さんの除菌とお婆ちゃんの発酵が完全に拮抗。九条家は「半分は鏡張りの実験室、半分は原始の密林」という、宇宙で最もカオスな二世帯住宅へと変貌した。
「……あーあ。お母さんたちの喧嘩のせいで、リビングで『宇宙リス』が冬眠を始めちゃった」
「うるさいわね! お母さん、その大樹の枝を物干し竿にするのはやめてよッ!! さあパパ、密林の中に『最新式のドラム式洗濯機』を設置するわよッ!!」
お母さんとお婆ちゃんの「新旧家事戦争」は、ついに銀河を巻き込んだ「エコロジー大戦」へと発展していくのでした。
第115話、ありがとうございました!
「お婆ちゃんの連れてきたモンスターに米ぬかをあげる」という、リィナの謎の適応力(笑)。
リビングが半分ジャングルになるという、二世帯住宅ならではの(?)深刻な対立がたまりません。




