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『クロノ・レガシー:0.1秒の建国記』 ~最強無気力な転生聖女は1000年の夢を現実に変える~  作者: Zacku


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第105話:『銀河回転寿司・九条。 ―水星の締め、魚座の解体―』

水星の冷気でお刺身を締めようとしたお母さんの、止まらない探究心。

いつの間にか「星座」を「食材」として認識し始め、土星の輪をコンベアにするという暴挙に出ました。

「神話の怪物」も、お母さんの前では「極上の白身」。

銀河を回る寿司の輝きは、もはやどの星よりも眩しく、全住人の胃袋を掴んで離さないのです。

「……パパ。窓の外、流れる景色が全部『お皿』になってるんだけど。お母さん、水星の裏側で何をしてるの? あと、夜空から『うお座』が消えて、代わりに『本日のおすすめ・100円』ってネオンが輝いてるわよ」

リィナがスカイハウス(元・玄関マット)の縁側から覗くと、お母さんが**(神具:絶対零度の出刃包丁)×(属性:水星仕込み)×(印:鮮度の極致)**を振るい、夜空を泳ぐ星座たちを次々と「光り輝くネタ」へと捌いていた。

『リィナ。……お母さんは水星のマイナス170℃を「究極の氷水(締め)」として利用し、宇宙の「旬」を完璧に捉えてしまったんだ。……(属性:星間漁業)×(印:銀河系最大の回転効率)×(事象:全天候型・寿司ベルト)。……よし。今、土星の輪は『巨大なコンベア』に改造され、全宇宙へマグロ(赤色巨星)が運ばれているよ』

「ちょっと! そこのアンドロメダ星雲さん! 醤油は一滴ずつにしなさいッ!! (神具:特大のしゃもじ)×(属性:酢飯の統治)×(印:原価ギリギリ)! うちのシャリはね、隕石を精米して炊き上げてるんだから、一粒も残しちゃダメよッ!!」

お母さんが、スカイハウスのキッチンから**(神具:宇宙の海苔)×(属性:パリパリ感の持続)×(印:軍艦巻きの真髄)**を繰り出し、星座の「くじら座」を巨大なネギトロへと変貌させた。

「ひっ、お、お母さん! 私は神話に名を刻む怪物ですよ! 軍艦巻きの上に鎮座して、ガリを添えられる運命だなんて聞いてませ――」

「うるさいわね! (お母さんの目利き)×(印:旬の強制)×(強制:口の中でとろける仕上がり)! 神話より『お客様の満足』が優先よッ!!」

お母さんが包丁を一閃させると、くじら座の「星の命」は、至高の脂が乗った「大トロ」として、土星のベルトを光速で回り始めた。

「(印:無限の提供)×(属性:おかわり自由)×(投げ銭:ブラックホールへの吸い物)!」

リィナが指を鳴らすと、お母さんの握る寿司に合わせて、宇宙の虚無が「特製・あら汁」に変換され、空腹だった銀河の住人たちが一斉に箸を取り始めた。

「……あーあ。全宇宙の星座が、お母さんの『回転寿司・九条』のメニュー表になっちゃった」

「いいじゃない、みんなお腹いっぱいになれば平和よ! さあパパ、次は天の川で『流しそうめん』の準備をするわよッ!!」

お母さんの仕切りにより、全宇宙は「巨大なフードコート」へと変貌し、神々も悪魔も、九条家の「本日のおすすめ」を求めて行列を作るのでした。

第105話、ありがとうございました!

「くじら座をネギトロにする」という、星座のアイデンティティ崩壊(笑)。

土星の輪を回転寿司のレーンにするという、宇宙規模の有効活用が九条家らしくて最高です。

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