表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
A quarter of the world  作者: 山本好史
8/8

Introduction

 第一の関門を乗り切った大英帝国であったが、彼らが常に心のすみに置いていたことがあった。大英帝国が消失したあとのヨーロッパ大陸のことである。

 第一に、英国がいなくなったあとに増長するであろうナチスドイツ。ヴェルサイユ条約を無視し再軍備を宣言したばかりのドイツは、攻撃的な言動とは裏腹に、まだ師団数が少ないことが英国の誇る諜報組織により明らかになっている。しかし、いずれは、あるいは、もっと早く「少数精鋭」から「多数精鋭」へと切り替わっていくことだろう。

 第二に、英国という先の大戦の同盟国を失うこととなってしまったフランスである。先の大戦により人口比と出生率が冗談にもならないほどに傾いてしまったかの国は、それらなどの問題が原因となり、未だに先の大戦のトラウマに陥っている。政治もひどく不安定らしい。かの国は、ドイツへの警戒心を解けずにいる。自らに視線を向けさせないためにフランスはドイツにソ連を殴らせるために、多少のドイツの侵略も黙認するだろう。


 その間にも、ドイツは強大化していくだろう。フランスに手に負えないほどに。


 では、大英帝国の消失した、世界を見ていこう。

次回からイギリスのいなくなった世界の話をしていきます。がんばります。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ