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A quarter of the world  作者: 山本好史
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序章・大英帝国の消失

 1936年1月1日、ドーヴァー海峡を横切る商船が一隻。その船の船長は、驚くべきものを見た。

 その日、ブリテン島付近の視界はクリアではなく、船が一隻ドーヴァー海峡を横切るのも難しいことであった。ちょうどドーヴァーの沖合に差し掛かるあたりで、その船長はあることに気が付いた。

「いつも見る白い壁が見当たらない」

読者の皆様は、ドーヴァー近くのブリテン島の海岸は、白い崖で構成されていることを知っているだろう。そう、その時そこは、壁ではなく、海が広がっていた。



ブリテン島とその植民地が消えてしまったということが確証づけられるのには、数週間かかることとなる。

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