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敏感な主人公は嫌われるようです  作者: ねーむれす
2/3

幼馴染編 ①

「礼二起きなさいよ、ねぇってば!」

「う、うん、分かった……起きるし着替えるから部屋出てて」

「き、着替え!? わ、わかった」


朝から明るい声を響かせるこの少女こそ

俺の幼馴染の三井遥(みついはるか)

水泳部のため少し茶色い髪をポニーテールにしている。

明るく容姿端麗で、運動が得意で勉強も人並みにできるハイスペックな奴だ。

家が隣同士で幼稚園の頃からの付き合い。

小さいころに結婚しようなどと言い合っていた仲だ。


「毎朝ごめんな」

「謝る前にさっさと準備する!」 (謝罪よりお礼がほしいな)

「了解、いつもありがとな」

「い、いいわよ、別に」  (やった、感謝された!)


面倒見はいいしサバサバしていて付き合いやすくて人気者だ。

俺は遥に急かされながら急いで準備をした。

宝くじの願いによって敏感係主人公になった俺は、

漫画の主人公のような運命力と環境、

女の子に好意を抱かれやすくなる体質とヒロインの本音を聞き取ることができる能力を手に入れた。

口に出していることとは別に思っていることがわかるため好意を見過ごすことはない。

勿論さっき遥が礼を言われて喜んでいることも分かっている。


「待たせた、じゃあ行こうか」

「うん!、い、一緒のクラスになれるといいわね」


今日は高校二年の始業式

俺はこれから敏感係主人公としてハーレムを作る!!


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