異世界で最初のいただきます
お久しぶりです
受験が終わって一発目の更新です
大体の支度が終わり
下へ降りていった
一階は食堂になっていた
ここでお腹が空いてることに気づいた
そういえば飛ばされてから何も食べてないし
元の世界でも下校中だったことを思い出す
下校する辺りの3時くらいってなんか小腹がすいてくるよね
我慢するのも体に悪いし、さっきもらったリュックの中にお金も少し入っていたからここで食べていくことにした
しかし、ここは異世界だ
食べ物だって元の世界のものとは違う
こちらの世界の動物の肉や
こちらの世界の野菜
どれもこれも元の世界では見たことがないものばかりだ
多少似てるものはあるけども
比較的に元の世界にある食べ物に似てる食べ物を使ってる料理を選んだ
これは...鶏肉か?
いやまあ、鳥はこっちの世界にもさっき窓から見たから
鶏肉があってもおかしくないか
こっちのサラダはレタスやトマトみたいなものが入ってる
他にも...なんだろう、見たことない物がある
みずみずしくて植物っぽくて、確かに野菜っぽいが...
色が青色ってどういうことだ
青色と言ってもまだ育ちきってないという意味の青じゃない
そのまんま青なんだ、ブルーなんだ
形としてはナス...か?近いものとしてはナスだろう
正直食べるのは怖い
だが、料理から漂ってくるいい匂いが恐怖心を鈍らせる
食べても大丈夫なのか?
という自問が
食べて問題あるものを客に出すわけないだろう
と、即座に自答される
他にも
まずかったらどうする?
と来ると
知らん、いい匂いしてるんだから早く食えよ
となる
うだうだしてて冷めたら嫌だったので
もういいやと思い
お肉にかぶりついた
うまかった
めちゃめちゃうまかった
肉は柔らかく噛むたびに味の染み込んだ肉汁が溢れでる
テレビで前に肉汁のドリンクバーというのを聞いたが
これがそうなんだろう
いや、もしかしたらそれ以上の肉汁のナイアガラの滝かもしれん
あらかた肉に手をつけたところでサラダがあることに気がついた
正直に言おう
元の世界に近いものを選ぶことを考えすぎて
俺自身野菜があまり食えないことに気がついた
食えない、というわけでない
ただ、あまり好きではないというくらいだ
恐る恐る一口目を運ぶ
これもなかなかにうまかった
シャキシャキとした食感と青くささを感じさせない野菜の味
普段はドレッシングなどで味をごまかして食べていたがこれならいける
簡単に生でバリバリ食べれる
注文した2つの料理を食べ終え満足して
お金を払い
宿を後にした
元々が青い野菜って無いらしいですね
ちなみに深山の野菜が好きじゃない設定は俺から取ってます
特にピーマンとかナスとかは食えないです
1番苦手な食べ物は餃子ですがね
1番好きな食べ物はあんかけ焼きそばです