ゲームに出てくる女将さんって怒ったら作中最強なんじゃないかと思う人もいるよね
日があき申し訳ありませんでした
睡眠と勉強に時間取られてました
申し訳ありませんでした
ドアの方に目をやる
声はあのおばさんの方からしたようだ
見た目は大体五十代前半くらいだろうか
人の良さそうな笑顔でこちらを見ている
??「こういう時は普通寝てるところを私みたいな美人さんに起こされるのが普通じゃないかね?」
美人さんという単語に疑問を感じたが突っ込むと俺の命が危なくなる気がしたので黙っておいた
とりあえずいつまでも誰かわからない人と話すわけにはいかないので名前を聞くことにした
深山「あの...どちら様で?」
??「私かい?私はこの宿屋の美人女将のライラだよライラと呼び捨てにしてくれて構わないからね」
ライラさんか...
なんかやたらと美人のところを強調していた気がするがそこは気のせいということにして放っておこう
深山「僕は...」
ライラ「知ってるよ、ミヤマって言うんだろ?ここら辺じゃあんまり聞かない名前だからよく覚えてるよ」
深山「へ?」
ライラ「ここは新規冒険者宿って言ってね、異世界から来た人たちはみんな最初はここで目覚めるのさ。そしてここで最低限のものをもらうのさ」
そうなのかそれなら納得だ
だとしたら武器とかお金とかを少しもらえるのだろう
ちょっと待っててくれとライラさんがいい
下に降りて行った、おそらくものを取りに行ったのだろう
5.6分くらいして再びライラさんが戻ってきた手にはリュックサックのようなものやよく見る「かわのふく」というようなものも持っていた
...そして、やはり目立つのは光が反射して輝いている「銅の剣」新品なんだろうまだ真新しいサビひとつない金属の輝きが目に眩しいとともにとてもかっこ良く見える
ライラ「ほら、これがあんたに渡すものだよ
たくさんあるから忘れ物をしないようにしてくれよ」
ライラさんが物を床に置く、さすがに服はテーブルの上に上げておいたが
物を確かめる
剣、服、少しのお金...おそらく元いた世界ではどれくらいになるのだろうか?
まだこの世界の物価を見てないからなんとも言えないが少なくとも宿に2.3日泊まる分はありそうだ
深山「あ、ありがとうございます!」
ライラ「はいよっ、じゃあ私は下にいるから準備ができたらおいで、退室手続きをするからね。それから抜かりはないようにしとくんだよ」
深山「はい!」
ライラさんは下に降りて行った
俺は準備を始めた
「銅の剣」は
「どうのけん」でも「どうのつるぎ」でも読み方はどっちでもあってるので自分の好きな方でご自由にどうぞ
次回予告は今回から皆さんのお楽しみを取らないために無しにします
べ、別に毎回次回予告に書いたことを忘れて違うことを書きそうになるからじゃないんだからねっ!