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さよならリューヘー
リューヘーを待ち受ける運命とは?
リューヘーを待っていたのは人の良さそうな普通のおじさん然とした所長だった。
「NASAへようこそリューヘー君。じゃあさっそくだけど後3分で発射だから準備してね」
「はひ?」
「後3分で発射だから早くしてね」
「はひ?」
リューヘーが「はひ?」とか言ってるうちに宇宙服を着せられ、スペースシャトルに
詰められ、飛ばされた。
こうしてリリューヘーは宇宙へと旅立った。
元々犬を乗せるはずだったその宇宙船の操縦は全自動だったのでリューヘーは特にすることもなく
ずっと窓から見える景色を眺めていた。
地球が見えた。地球は青かった。
こうしてリューヘーは史上初、宇宙にひきこもった人間として一躍時の人として人々の記憶に
その存在を焼き付けましたとさ。
めでたしめでたし
作者がこれ以上は収集がつかないと判断したため
無理やり完結させたことを心からお詫びします。
作者の次回作にご期待ください。
あと、ここまで見てくださった方、本当にありがとー