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転生担当の神ですが、本当の自分をそろそろ知りたい~ゼフィリア幻想譚~  作者: 松本ごはん
第二部:神の転落と人の祈り

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23/23

エピローグ ―白い空間の果てで―

どれほどの時が過ぎたのだろう。

 ミランは、再びあの白い空間に立っていた。


 机も椅子も、何もない。

 ただ、穏やかな光が漂っている。


 かつてこの場所で、数多の魂を送り出してきた。

 彼らは皆、それぞれの世界で生き、泣き、笑い、そして誰かを想った。


 ――今なら、少しだけ分かる気がする。


 神として見守ることも、人として生きることも、

 本当はどちらも間違いではなかったのだ。


 ミランは静かに目を閉じ、微笑んだ。


 > 「転生を導いてきたけれど……

 > 結局、僕が知りたかったのは“自分”というひとつの魂だったんだね」


 光が彼の身体を包み込む。

 それは消滅の輝きではなく、始まりの光だった。


 > 「もう少し、この世界を見ていよう。

 > 夢でも現実でもない、“本当の今”を」


 柔らかな風が吹き抜ける。

 空間の彼方で、誰かの笑い声が聞こえた。

 ――それは、ミラン自身の声だった。


 白い光の中、彼の姿はゆっくりと滲み、消えていった。

 世界は静かに、確かに、目を覚ます。


ミランの物語は終わりますが、彼が見守る世界はこれからも続いていきます。


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