21話
「緑玉、赤玉の居場所を知らないか?」
「赤玉は…自由気ままでどこへ行くかも言わないのでわからないですね。緑玉は…どこでしょうか、知識欲の塊のような者ですから…図書館などがある場所にいるのではないでしょうか」
「蒼玉、何か情報はあるか?」
「図書館と言いますと…古代図書館か帝国図書館でしょうか」
「両方とも真反対かな」
「どちらに向かいましょうか」
「帝国には入れるのか?」
「わかりません…あそこは4年に一度入国制度が変わる場所。今どのようになっているかは確認してみないと」
「それでは先に帝国図書館に行ってみるとするか」
「8年ぶりでしょうか」
「あれから8年か…こんなに早く戻ってくるとはな」
「帝国…ミクヤラ…」
「行きましょうか」
―
「どこに行くの?」
「ミクヤラという場所へ行きます」
「帝国?」
「真珠知っているのですか?」
「ううん、そこの出身って人の話を聞いただけ」
「…その人たちの顔をまだ覚えてますか?」
「うん!」
「真珠と少し話を聞いてきます。黄玉と準備をしておいてください」
「わかった」
「金剛様と二人きりなんていつぶりでしょうか」
「4年ぶりくらいだろう」
「少し対応が冷たくないですか?」
「二人でいてまともなことがあった気がしないからな」
「…」
「ほら、行くぞ。準備していないと蒼玉に怒られてしまう」
「あー…それは困ります。行きましょう」
「ちなみに何が必要なのか知っているか」
「食料だけあればいいのではないでしょうか?」
「そうだな………そうか?」




