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小説はアイデア命!

皆様どうもです、作者のKaryuです。


はじめましての方ははじめまして。お久しぶりな方はお久しぶりなKaryuです。


さて、リニューアルされたこのサイトにまだ若干不慣れていても、頑張っていこうと思います。


あ、それと最初に一つだけ。この小説に登場するキャラ達は俺の作品の中でも馴染みのあるキャラばかりですのでw そこだけが注意点です。それではどうぞ!


DATE:10月7日2009年

 万条高校……特に何の変哲も無いどこにでもあるような高校。


 とりあえず、舞台はそこから始まる。
















「おい……」

「な、なんですか先輩?」


 教室一つ分はあるであろう室内の中央で、僕の先輩がソファの上でだらけなく座って足を組んでいる。


 ちなみにここは列記れっきとした教室だった……だった、ということは元教室というわけであり、まあ、うん、その辺の事情はまた後ほど……。


 そしてこの部屋には教室とは思えないほどのリッチな備品だらけ……。


「お前、部活動しろよ」

「先輩に言われたくないですよ」

「おめぇ、言うようになったな」


 りゅう先輩のきつい目線が僕に突き刺さるも、まあ二週間もの付き合いにもなってしまうと慣れてきてしまうものである。


 先輩の名は真白ましろりゅう。この万条高校の二年生で【小説部】部長……【小説部】とは龍先輩が今年から勝手に作り、部員数二人……。一体何がどう転じてこうなったのかは僕にもよくわからない。


 まあ、成り行きはちゃんと存在するんだけどね。


「なぁ、海瑠かいる

「はい?」


 あ、ちなみに僕は瀧野たきの海瑠かいる。万条高校一年生。まだ新学期が始まってから一か月……なのに、なんだか僕の知名度は確実に変な方法で広まっていってるような気もする。


「部活、すっか」

「……はい」


 りゅう先輩に対面するソファから立ち上がって、僕は紙と鉛筆を取りだす。


「いいか、三分くれてやる。超絶的におもしれぇ設定考えろ」

「や、やってみます」

「はじめ」


 先輩が自分の腕時計を眺めながら、御用達のクラッカーを頬張る。


 僕は必死に鉛筆を走らして、三分後に紙を龍先輩に手渡す。


「…………」


 こういうときの沈黙って、妙になんだか緊張するな~。と思ったのも束の間、


 ビリビリビリビリ


 僕の紙はあっけなく散り散りになって床へと舞っていく。


「ちょっ!?」

「おい海瑠かいる……何が勇者が世界を救うだ? お前、その脳味噌フル回転させて溶けるぐれぇ使ってみろよ」

「で、でもそんなのやってみなきゃわからないじゃないですか!」


 一応必死に考えた設定だから抗議はしてみる。


「そういうこと言ってちゃんと勇者もん書く奴の設定にはなあ、もっと具体性があんだよ。お前の書いたのはただの勇者が世界を救うってだけだ。そこに魔王が実は最弱で、成り行きでなぜか勇者が魔王の手伝いをして世界を壊していくだの、勇者と魔王が現実世界に飛ばされるだの、善良な魔王が部下達にいじめられて極悪非道な勇者にもいじめられながらも健気に頑張って生きていくほのぼの系だのって書くんだよ」

「な、なるほどっ!」


 はじめてそう言われてしっくりくる点がいくつもあった。


 そう、小説を書くにあたってアイデアとは必須。それなくしては、何事も生まれない。そして常にアイデアを放出、構築、展開させていける者がその道で食べていける……確かそんな感じの文献を読んだことがある。


「もっかい初めからやるぞ」

「はいっ!」


 僕は再度、鉛筆を片手に煌めく白紙に立ち向かった。そう、鉛筆を剣にして勇者のごとく。










 さて、まずはいきなりにもいきなりすぎに始まってしまったこの物語を少し整理するだけの時間をいただけないだろうか? まあ、聴いても進めていくわけではあるのだけどね。


 でもまずはわかってほしいことがある。


 僕の名前は瀧野たきの海瑠かいるで、真白ましろりゅうという先輩に豪華な生徒会室で「小説部」という部活に拘束されているということ。


 まあ、物語はこれより少し前……始業式が丁度終わって皆が落ち着いてきたような頃に事件は起こった。


 そしてそれはまた次のお話。


 なんか、こういうのでいいのかなー?













「おい、海瑠かいる。お前、誰に向かって喋ってるんだ?」

「はひゃいっ!?」

「いいか、ここは【小説部】だ! とにかく小説を書くんだ!!」

「はいっ!!」


 先輩は読心術を習得しているのかなと疑問を抱き始める今日この頃だった……。

次話は少しだけ時間を遡ります。


まあ、小説に肝心な設定を詰め込みますので飽きないでもらえたら俺は嬉しいですねw ま、飽きさせませんけどww


ではでは

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