【番外編】ヤマハ、DT50(オフロードバイク)
ホンダCB250RS-Zの次に乗ったのはヤマハDT50
原付き免許で乗れるオフロードバイク。
オフロードバイクなのにその速さは原付きという枠の中では最速の一台だった、
特にこのDT50はなぜか60km/hでのリミッターが効いていなかったので80km/hくらいまではあっという間に加速する。
国道の速い車の流れにも普通に乗れるし、信号で先頭になったら青信号で他の車を置いてきぼりにする加速もあり町中の運転がとても楽、
もちろんオフロードバイクとしても優秀で、人が歩いて登るのもやっとの未舗装の山道を平気でスイスイと登っていくのも楽しかった、
当時よく登ってい山道はその後あまりに急で登りにくいせいか階段が設置されてしまい登れなくなってしまったけど、それだけ急な坂道なのかがわかる、
ちなみにスズキジムニーでもよく登ってた(^_^;)
リミッターが効かない弊害は割とすぐに訪れた、
チャンバーの根本が割れるのです、
(チャンバーと呼ぶのはいわゆるマフラーのこと、2サイクルエンジンの場合4サイクルエンジンとは違う役目があるので呼び方も違うというどうでもいい話)
当初は寿命だと思い新しいチャンバーに交換したけどまたすぐに割れる、
チャンバーを交換したバイク屋に相談するとヤマハの系列店を紹介してもらい、何があったのか知らないが無料で新しいチャンバーに交換してもらうことが出来た、
と同時にチャンバーが割れない対策もしてもらってその後チャンバーは割れなくなった。
対策というのは割と単純で、エンジンマウントから緩衝材がなくなりフレームにダイレクトにエンジンが固定されるといった感じ、
これ以降エンジンの振動が直に体に伝わることになり、それまで緩衝材がいかに綺麗にエンジンの振動を吸収していたのかがわかる、
つまり、リミッターが効かないスピード領域で走っているとその時のエンジンのその振動がチャンバーの根本に集中するために割れていたと言う(´・ω・`)
エンジンが揺れないようにフレームにがっちり固定することによりエンジンの振動を抑えたわけです。
あっさり対策されたってことは原因と対策が知れ渡っていたってことなのかなぁと。
ところで、
CB250RS-Zを大学の同級生(わかりにくいのでKYと呼ぶことにする)に売ったけどその代金を踏み倒された話だけど、
その話には続きがあって、
実はそのKYの仲介でCB250RS-Zを売るタイミングでこのDT50を購入している、
DT50を売ってくれた人はKYの友人で、
CB250RS-Zを売った代金をDT50の購入費用に充てることになっていたのだが、
結局KYから代金が払われなかったことにより私からKYの友人へのDT50の代金も払われなかった。
差額があったのか覚えていないのでもしかすると差額分くらいは損をしていたかもしれないけど、
とりあえず丸々損をすることは無く一台のバイクが手元に残ったわけで私には良かった。
その後KYからその友人へDT50の代金が支払われていることを祈るしか無い。