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吸血鬼になったとある少年の憂鬱  作者: まなこんだ
第一部接触編
1/7

~プロローグ~

何か頭でパッと浮かんだので書いてみました、自分では頑張って書いてみたので最後まで読んで頂ければ幸いです。



とある地方都市に住む高校生、出雲湊(いずもみなと)は新作の漫画を買い家に帰る途中、連日の猛暑も相まって余りにも暑く飲み物を買おうと某コンビニへ寄った。


「うっわ見事にコーラだけがねぇな」湊はその様なことを呟いた、コンビニには俺以外に客が7~8人程度でいつもより多いなって感じだった。


コーラが無かったので仕方無く別の炭酸飲料を手に取りレジへと向かったその時だった


「てめぇら動くな‼」 


店内に怒鳴り声が響く


俺は怒鳴り声のした方向を見ると全身黒色の服装に腹には爆弾のようなものをくくりつけていた。


「これは爆弾だ俺がスイッチを押せば俺ごとこの店は吹き飛ぶそれが嫌だったら有り金全部寄越せ‼」


男は懐からナイフを取りだしレジの前にいた俺の髪を強引に引っ張り体を寄せる


次の瞬間男は俺の首にナイフを当てる


「えっ⁉」


俺は余りにも突然のことに一瞬何が起きてるのかわからなかった


「てめぇらにもし金を出さなかったらどうなるか思い知らせてやるよ‼」


男はそう言うと俺の首に当てていたナイフをおもっいきり横にスライドさせる


ブシャャャャァ


首が血しぶきを上げる


俺は余りの痛さにのたうち回り叫ぼうとしていたのだが喉が掻き切られてて声を上げることができなかった。幸い急所は外したのか即死では無かったが永くは持たないのは誰が見ても分かった。



その光景を見ていた一人の女性客が「ヒイィィィ!」と悲鳴をあげ恐怖に刈られて店を飛び出し逃走する。


「俺はまだ死にたくねぇ‼」とその次は一人の男性客がそれに続いてまた一人と次々にコンビニから逃走していった。


「どうして貴様らは俺のゆうことを聞かないんだぁぁぁぁ‼」


男はまるで怒り狂った獅子のように激昂する


「もうお前らなんてどうでもいいみんな死んじまぇぇぇ‼」


客が四~五人コンビニから逃げた時だった男はそう言い残すと腕に握っていたスイッチを押した。




バァァァァンという爆音と共に男の体は弾けとんだ、鉄片と男の血肉が弾け飛び逃げ遅れた客や店員そしてのたうち回る湊にまで降り注いだ、鉄片は客や店員の首や眼そして腹部にまで体全体に容赦なく刺さっていった、それに男の近くでのたうち回っていた湊は爆風をもろにうけ両手両足が吹き飛んでいた。


「っ………ぁっ……」


俺は声にも鳴らない呻き声をあげながらも回りを見渡す


辺りは血だらけでぴくりとも動かないもの「痛い…痛いよぉ」泣き声を上げながらもかろうじて生きている者など酷い有り様だった。


「俺はまだ16なのに死ぬのか…」と心の中で思いながらだんだんと意識が薄れていった




 *



俺は次に目を醒ますとそこは病院の病室だった、


「いったい俺は死んだはずじゃ⁉」


そして自分の体を見渡すと驚くことに喉の傷ももげた四肢も元通りになっていた


「いったいどうなってるんだ⁉夢って訳で、て言うか口の中めっちゃ違和感があるんだが…確認してくるか」




湊はベットから起き上がり洗面台の鏡へと向かい自分の体を再確認する、やはり腕もしっかりあるし喉の傷も無くなっていた、そして口の中を見てみると本来は犬歯が生えてる場所に鋭い牙が替わりに生えていた。


「一体どうなってんだ⁉俺の糸切り歯こんな鋭かったけ⁉」




湊が洗面台の前で呆然としていると背後から「おっお前やっと起きたか~」と一人の男が声をかけてくる


「おっおぅ…何だ優斗か」


彼は北条優斗(ほくじょうゆうと)小さい頃からの幼さ馴染みで現在も家族ぐるみの付き合いを続けている


「何だって何だよ?見舞いに来てやったのに、てかお前も運いいよな爆破事件に巻き込まれてお前だけ無傷とか運良すぎかよ、そう言えばさっきまでお前のお母さん来てたぞ」


「なぁ優斗…俺って無傷で助かったのか?」


「嗚呼、むきずで気絶して倒れてたらしいぜ、湊以外はみんな亡くなったらしい、それと今週中には退院出来るってよ」


「そう…なのか」


俺はあの時喉を掻ききられ四肢をもぎ取られた、それは俺の勘違いと言うわけでわない紛れもない事実だ、それなのにまるで何事も無かったかのように傷の後が一つも無いのだ、もしかしたら俺は人間では無いのかもしれない



 *


病院で目を覚ましてから湊の体にある異変が起きていた


食事の味がとても薄く感じるようになっていたのだ、最初は病院食だから味が薄いのではと思っていたのだが、母親が夕食後に見舞いに来て菓子類を置いて行ったのだがやはり味が薄く感じた


「嘘だろ⁉味覚までおかしくなったのかよ…」湊はベットの上に座り込み困惑していた


ポテチは殆ど塩味を感じないしチョコレートは甘さが殆どないし病院食に関してはほぼ無味であった


「一体俺はどうなったんだ⁉この牙といい何でも間でも味は薄く感じるし訳がわかんねぇよ…」


湊は袋に詰まった菓子類から小さいチョコ菓子をひとつ取りだす


「もう一回試しに食べてみるか…もしかしたら俺の勘違いかもしれないしな」


そう言いうと湊はチョコ菓子を口に運ぶ


「やっぱり殆ど味しない…どうしちまったんだ…俺」



*



湊はそれから翌日検査を終えその次の日に退院することができた湊は退院してからしばらくしてからである更に湊の体に別の異変が現れた。


喉が渇きである、いくら水を飲んでも収まる事は無く渇きが増す一方であった。


湊は自宅の部屋は沢山の2リットルの沢山の天然水のペットボトルが転がっており天然水の入った水をガブガブと飲んでいる湊の姿があった。


湊は水を飲みほすと辺りを見渡す


「一体どうしたんだ⁉いくら飲んでも喉は乾いたままだし…もう水もないな」


湊は水を求めて一階に降りようとしたときだった



湊は床に落ちていたガビオを踏んづける


「痛‼」


湊は座り込み足の裏針を抜く


「糞‼血が出て……あっ」


湊は自分の足から滴る血を眺めあることを感じとる、自分が欲しがっていたのは水などではなく赤くドロドロしたもの…血である事を


「あっ…あっ………」


湊は思わず自分の足を舐めようとするがギリギリの所で届かない


湊は一心不乱に血を舐めようとする、もはや血以外の事を考えられなくなっていた。


「血……血がほしい」


そんななか一人の男が部屋に入ってくる、そう優斗である


「家の鍵開いてたから勝手にあがらせてもらったぞ、それと退院祝いまだだったしやろうぜ‼ホラお前の好きなコーラ買ってきたし…………‼…おい……湊⁉」


「血をよこせぇぇ‼」


湊は自我を忘れ優斗の首筋めがけて鋭い牙たて襲いかかった。

気分次第でのんびり投稿していくと思います。誤字とか色々ご指摘してもらえれば幸いです

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