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身売りっ娘 俺がまとめて面倒見ますっ!  作者: エール
第9章 藩主の誘い
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第百三十三話 (特別編)登場人物紹介(後編)

●井原 源ノ(げんのすけ)

 性別:男 満年齢:五十歳代後半

 時空間移動能力:なし


『前田邸』の用心棒。第一話から登場。

 元は藩主直属の家臣であったが、引退後に暇をもてあましていたところ、阿讃屋から依頼を受けて少女たちの監視と護衛を始めた。


 温和でおおらかな性格だが、悪人に対しては、飲食店で暴れていた大男の腕をひねり上げ、役所へ連れて行くという厳しさも併せ持つ。

 ただ、人の良さが災いして悪人にコロッと騙されることも。


 前田拓也が少女たちを正式に買い取った時点で本来であればお役御免のはずだったが、拓也にも彼女たちにも慕われており、請われて、そのまま用心棒となっている。

『秋華雷光流剣術道場 井原支部』の道場主でもある。



啓助(けいすけ)

 性別:男 満年齢:十八歳 (数え年で二十歳)

 時空間移動能力:なし


 総合卸問屋『阿讃屋』の手代てだい。第二話『タイムトラベル』から登場。

 『手代』とは『丁稚(でっち)』と『番頭(ばんとう)』の中間ぐらいの地位。

 まだ若いが切れ者で、拓也を始め、その商才を認める者は多い。


 基本的に善人で、拓也にとっては信頼の置ける有能な味方であるが、商人である以上、やはり多少の腹黒さも併せ持つ。

 気がついたらペースに乗せられて、契約させられている。



三郎(さぶろう)

 性別:男 満年齢:二十三歳ぐらい 

 時空間移動能力:なし


 阿東藩における凄腕の『(しのび)』で、第三十八話『初夜』から本格的に登場。

 お(みつ)とは事実上の夫婦関係にある。

 なお、『三郎』は偽名で、本名は不明。


 忍としての素質は高かったのだが、近眼であることが弱点だった。

 しかし拓也が持ち込んだ現代の眼鏡をかけることにより、それを克服。

 その借りがあることと、拓也の可能性を認めている為、強力な仲間になってくれている。


 忍である以上、あまり感情を面に出さず、何を考えているか分からない部分もある。

 たまに『ニヤリ』と微笑むが、そんなときは大抵なにか企みがある。



郷多部ごうたべ元康もとやす 

 性別:男 満年齢:しぶい中年

 時空間移動能力:なし


 阿東藩藩主。第九話『恐悦至極に存じますっ!』から登場。

 胃を痛めるほど常に民の事を気にかける良き藩主。

 ただ、あまり良い家臣に恵まれていない様子。


 前田拓也の可能性に最初会った時から気付き、商人の地位を与えた。

 その後の拓也の成長にも目を付け、自分の娘に婿入りさせ、阿東藩を任せようとまで考えている。



伊東武清(いとうぶせい)

 性別:男 満年齢:二十台後半。

 時空間移動能力:なし


 当代随一と称される剣豪。

 第百十四話『武芸者』の他、スピンオフ作品『天女の店のお品書き』『前田屋号店繁盛記』にも登場。


 武芸を追求し、猛者相手に勝負し勝ち続けることのみが自分の存在意義と考えている。


 剣の技術に於いては並ぶ者がいないほどだが、逆に世間一般の常識については無頓着な一面がある模様。放浪者、つまりバ○○○ド。



常磐井ときわい光宗みつむね

 性別:男 満年齢:二十台前半。

 時空間移動能力:なし


 江戸の神社『明炎大社』の宮司代理。『(あかね)』の兄。

 第四十八話『巫女』から登場。


 敵か味方か分からないところがあったが、今のところ味方。怒らせると怖いらしい。

 なお、当作品中最高の美男子だが、そこにスポットが当てられることはない。



●ご老公様

 性別:男 満年齢:白髪に白髭で、六十歳は過ぎている。

 時空間移動能力:なし


 第百十八話『うねり』から登場。

 引退した商人と見せかけて、実は江戸幕府の重鎮。


 諸国漫遊の旅にて、悪を懲らしめ、民を助ける、どこかで聞いた事のあるようなキャラクター。もちろんあの名作ドラマのオマージュです(^^;。


※その他、お医者様や大工の統領、お役人様、はては本物の仙人様まで多数男性キャラが登場しますが、今回は割愛。



●ヤエ

 性別:女 満年齢:十四歳(数え年で十六歳)

 時空間移動能力:なし


 第六十三話『天麩羅』から登場。

 天ぷら料理屋台『いもや』で母親の『鈴』とともに働いていたが、火事により全焼、その際に腕に火傷を負ってしまう。


 優によって現代へと時空間移動され、そこで治療を受けて無事回復。

 復活した『いもや』で元気に働いている。

 現在、『前田女子寮』に母親と一緒に住んでいる。


 余談だが、拓也に雇われている十人を超えるヒロイン・サブヒロインの中で唯一、拓也に裸を見られていない。



●梅

性別:女 満年齢:二十二歳(数え年で二十四歳) 時空間移動能力:なし


●桐

性別:女 満年齢:十七歳(数え年で十九歳) 時空間移動能力:なし


 梅と桐は『岸部藩』出身の姉妹で、第八十話『交渉』から登場する。

 いわゆる『宝探し』の最中に、男達の身の回りを世話するために雇われていた。


 梅は元遊女で、妹には自分のようになって欲しくないと、自分一人で男達の相手をしていた。


 多少生活にだらしなさを感じる部分はあるが、妹を思う気持ちは強い。

 そんな姉を持つ桐を、拓也は『しっかり者で良く働く』と評価している模様。

 なお、拓也はその後この二人を阿東藩に呼び寄せ、縫製の仕事をさせ始めている。


 梅はスピンオフ作品『江戸前浪漫! ~異時空間スーパー銭湯物語~』にたまに登場して、番台の仕事もしている。

 

 現在、『前田女子寮』にて姉妹で一室に住んでいる。



れい

 性別:女 満年齢:十六歳(数え年で十八歳) 

 時空間移動能力:なし


 第百八話『女子寮』から登場。

 拓也に雇ってもらうために、田舎から押しかけてきた少女。(なま)りがあり、かなり汚れていたが、風呂に入って汚れを落とすと相当な美少女だった。


 彼女は田舎の里親から『前田拓也の人となりを調べる』使命を帯びている。

 この里親は、村の方針もあり、娘数十人を世話している。

 前田拓也が女好きという噂を聞いて、最も美少女の玲を、彼女にも覚悟を確かめた上で送り出していた。

 玲は里親に定期的に手紙を送っているようである。



●お(みつ)

 性別:女 満年齢:二十三歳ぐらい 

 時空間移動能力:不明


 阿東藩における『(しのび)』で、第三十八話『初夜』から本格的に登場。

 三郎とは事実上の夫婦関係にある。

 いわゆる『くの一』で、その美貌を活かした情報収集能力で真価を発揮する。また、戦闘能力も高いらしい。


 彼女も忍である以上、あまり感情を面に出さず、何を考えているか分からない部分もあるが、基本的には味方。


 現在の任務は藩主の一人娘『(りょう)姫』の護衛であり、彼女を追って室町時代へと時空間移動している。


 余談だが、江戸時代に在住する主要なヒロイン・サブヒロインは、彼女以外、程度の差はあれ、どういうわけか拓也に恋愛感情を抱いているらしい。


(りょう)

 性別:女 満年齢:十六歳 (数え年で十八歳)

 時空間移動能力:なし


 阿東藩主の一人娘。

 第百二十七話「『挫折』と『試練』」から登場。

 器量、人望、頭の良さを全て高い水準で併せ持ち、好奇心旺盛で真面目な性格。


 しかしそれ故に挫折に弱いことを父親に指摘され、拓也の元に奉公に出された。

 とあるトラブルに巻き込まれ、現在室町時代に移動中。


 なお、阿東藩主が『前田拓也を婿として迎える』つもりであることを、お蜜から既に聞いているらしい。



(けい)

 性別:女 満年齢:十七歳 (数え年で十九歳)

 時空間移動能力:あり (室町時代 ←→ 現代)


 室町時代の豪族『海部(あまべ)一族』当主の長女。

 第百六話『使命』から登場するも、まだ頻度は少ない。


 時空間移動能力者である拓也の叔父を(それなりに)慕っているらしい。

 この時代、この地方においては屈指の美少女で、叔父にはもったいないぐらい。叔父が変人と知っても気持ちが変わらないか微妙。

 最近になって、頻繁に現代の食料や道具を室町時代に運び込んでいる模様。



(せい)

 性別:女 満年齢:十四歳 (数え年で十六歳)

 時空間移動能力:あり (室町時代 ←→ 江戸現代)


 室町時代の豪族『海部一族』当主の次女。

 ラプターの事故により、意図せず江戸時代に時空間移動されてしまう。

 そこで親しくなった涼姫と共に、室町時代に強制帰還されてしまった。


 第百七話『番外編:鬼神』では盗賊団に誘拐されており、この年齢で既に波乱に満ちた人生を歩み始めている。

 


 ※その他、多数の女性キャラクターが存在しますが、今回は割愛させていただきます。


 ※次回からは、季節も春になり、いよいよ前田拓也が養蚕事業や金鉱脈採掘などの阿東藩大改革に乗り出していくことになりそうです。

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