7話
「誕生日わからないからこれ。誕プレ」
みか「え?いいの?」
「いいよ、一応ケーキ作ってもらったし」
みか「これは?」
「ミサンガ。色々説はあるけど、私が作ったものだから」
みか「手作り…?」
「ケーキも手作りだったでしょ。だから」
みか「ありがとー!今つけていい?」
「いいけど、どこにつけるの?」
みか「え?手首だけじゃないの?」
「利き手がおすすめだけど」
みか「つける場所で意味合い変わるの?」
「あ…」
みか「ふーん…恋愛ねぇ…」
「そういう意味じゃないんだけど…」
みか「足首につーけよ」
「好きにしたら?」
みか「ありがと」
「え?」
みか「なんでもなーい」
「全く…」
―
「利き足には友情ねぇ…みからしいか」
みか「えへへー。見てー!これ誕プレでお友達からもらったの。いいでしょー」
みか「え?誕生日?あー…その辺は気にしないで!」
みか「うーん…じゃあ今日が誕生日でいいよ!」
みか「うわぁ…みんなありがとう!」
―
「誕生日決めるとか…」
みか「いいじゃーん」
「投げ銭いくら飛んできたの?」
みか「どれくらいだろ?20万飛んできてからは数えてないかな…」
「1人で5万投げてる人結構いたでしょ…」
みか「何人かは見たかも?」
「一日誕生日決めただけでいくらもらってるんだか…」
みか「今日食堂いく?」