21話
みか「よし…赤点回避!」
「勉強すれば取れるのになんで勉強しないかな」
みか「勉強はいつでもできる。でも青春は今この一瞬も過ぎ去っていくんだよ!」
「でも、ほとんど家でゲームしかしてないじゃん」
みか「…さーて、今日は何をしようかなぁ」
「現実逃避にもなっていない」
みか「ほら…年取っても勉強はいつでもできるじゃん?」
「同じことを繰り返しているだけじゃん。まぁ、大学とかは行かないんだろうけど」
みか「え?いくよ?」
「いや無理でしょ」
みか「勉強すれば取れるからさ!」
「せめて一年のうち100点を取ってから言ってください」
みか「小テストは100点でしたよ…」
「…」
みか「ごめんて…」
「…」
みか「ねぇったら!」
『うるさい!授業中何を喋っている!護道!独り言言うのは後でにしろ!赤点ギリギリなんだから!人の話を聞け!』
みか「すみませんでしたぁ!」
どっと笑いが起こる。
静かに座り、横を見る。
笑いを堪えているのか、今にも吹き出しそうだ。
顔を赤らめながら親友を小突く。
手を合わせて謝ってくるが、笑いを堪えている顔が若干イラっとする。
―
『護道!これ問題解けー』
みか「はい!」
黒板の元へいく。
『独り言言う余裕があったんだからこれくらいは解けるよな』
みか「もちろんですよ…」
スラスラと答えを書いていく。
『ったく…なんでこれはできんだよ…』
みか「えへ」
『はいはい、よくできました。席に戻っていいぞ』
みか「うっす」




