白い線の内側。
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沢山の音が聞こえる。
そんな中私が聞こえたのは、、
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私は夢。中学3年生。
今は下校中。
卒業した小学校の生徒も下校している。
小学1年生ぐらいの子が白い線をめっちゃはみ出て歩いている。
『白い線の内側にはいってね!あぶないよ!』
そう声をかけた。
その子達は驚いたような顔をしている。
『私ね、昔大事なお友達がいたの。
もう今はね、一緒に遊べないの。』
そういうと、子供たちが首を傾げた。
『今あなたたちを車とかから守ってくれてるのは、なにかな?』
そういうと
「この白い線!」
そう答えた。
『そうだね。この守ってくれてるのから出たら守ってくれるのが無くなっちゃう。
守ってくれるのが無くなっちゃうとね、車さんが追いかけてくるかもしれない。
もしかしたら死んじゃうかもしれない。』
そういうと、その子たちは泣きそうな顔になった。
『守ってくれるのがなくなって、、私は、、、なくなったんだ、、』
泣きながら言う私に頭を撫でようとしてくれた。
だけど透き通って撫でれない。
2人は驚いた。
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沢山の音が聞こえる。
そんな中私が聞こえたのは、"大事な君の泣き声"だった。
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私は幽霊になっちゃったらしい。
死因は、交通事故らしい。
でも幽霊になっちゃったのが私だけで安心した。
大事な友達まで幽霊になっちゃったら、、
私が守られないところに行った意味が無くなっちゃうから、、
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小さな命を守った。
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白い線の内側。