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病死のA君の死後の世界(2)

 死んでから霊体になってA君は自分が紐で繋がれているのを知って愕然としました。「もしかしてこの状態のまま一生続くということなのかな。」「これって地獄ということなのかな。そういえば以前毛虫を踏んづけてしまったことがあったな。親の財布からお金を盗んだことがあったな。ああいうことしたから報いがきたのかな。」あれこれ考え続けました。しかし、10日経過しても20日経過しても一向に状況がかわりません。変わったこととすれば、以前より少し明るく見えてきたということです。次第に霊能力が高まったのです。40日過ぎた頃にはまだ薄暗いながらも、周りに何があるのかが分かるようになりました。そして50日くらいになったときに、よくみたら足首に繋がれた紐がほどけているのがわかりました。

 実は死神が来て紐を切ってくれたのです。「霊的に下位の者は霊的に地位の高い者を見ることができない」、という法則があります。死神が来てくれていたのですが、彼はまだ霊的に下位なので、死神を見ることができなかったのです。

 紐が切られて自由に動けることができることになってA君はどうしたのでしょうか。この続きは次回に。



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