[2章 目覚めた怪力]
~1章のあらすじ~
・塩対応
・魔王しか見送りに来なかった(泣)
・魔法が違う
目が覚めたら、俺はベッドで寝ていた。ここは俺の家、俺の部屋…! 戻って来れたんだ…!
ヒヤヒヤしたけど、無事に帰って来れて良かった…!
俺は試しに雷を放ってみる。当然だが、出てこない。ガッツポーズをすると、机にぶつかってしまう。すると、机が真っ二つに割れた
「は…?」
能力は消え、怪力だけ残ってる。という事は?
魔法のかけ方が不十分だったのか。アイツ…俺は普通の男子高校生として、青春したかったのに…!
まあ、もういいや…悩んだってしょうがない
力を隠して生活すればいいだけの話。よし、学校行って青春するぞ!
という様な時期がありました…はい、そうです
そもそも、友達が居ないのです。青春とかの前に、友達作らなきゃ…
試しにクラスのパリピに話しかけようと手を伸ばすが、寸前で手を止めてしまう。なぁ、の一言も出ない
ん? 待てよ? 俺が触ったら、コイツ吹っ飛ぶんじゃないか?うん、きっとそうだ。なら諦めよう
適当に諦める理由を作り、席に着く
暫くすると、男子が騒ぎ始める。やって来たか…
「おはよ~」
学校でもトップクラスの美少女、望月。俺とは雲泥の差だ。
「望月さん!おはよう」
「モッチ~おはよー」
男子からも女子からも人気がある。まさにリア充と言った所か
「あ~今日も可愛いなぁ」
「あんな子と付き合ってみたいぜ…」
「ああ…望月様…」
そんな声が聞こえてくる。最後の奴はヤバいだろ…
不意に望月と目が合う
「おはよ~東くん!」
俺に話しかけて来た…!?いや、まさか…後ろを見ても誰も居ない
「ふふっ…東くんに言ったんだよ」
可愛らしい笑顔を浮かべる。普通の男子ならここでキュンッとか、ときめくよな?
(アイツ…望月さんと…!)
(何で東なんかが…!)
今にもこんな声が聞こえて来そうだ。周りの奴らの視線が痛い。
それに、俺は悟ったのです…俺は不釣り合いだと…俺なんかが望月と付き合える訳が無いと…
とまあ、青春とは無縁の生活を送っている俺。青春出来る日が来るのだろうか…
投稿が遅くなった上に、この内容…(泣)
3章も(スローペースで)頑張ります!