[1章 俺って…友達が居ない…?]
俺の名は東、現実世界では高校生。今は異世界で勇者として暮らしている
魔王を倒し、異世界最強の勇者となった俺は、一つの野望を抱いていた
青春がしたい!!
まず、俺が異世界に来た訳から説明しよう
家でPC弄ってたら感電して、気付いたら異世界に居た。うん、それだけ。
ま、まあ! チート能力で魔王はすぐ倒したし、暇になって来たから現実世界に帰ろうと思うんだが……
その事を村長に伝えたら
「あ、帰るの? そうか、じゃあな」
今すぐにでも帰っていいよ、みたいな反応されました。流石の俺でも悲しいです
現実世界に帰る日、見送りに来たのはたったの1人。流石の俺でも悲しいです(2度目)
しかも、来てくれたのは俺が前に倒した魔王
「帰るんですか?寂しくなるなぁ…」
何だよ、天使か。むしろ、あの村長が悪魔だわ
「ありがとな…俺の友達はお前だけだよ……」
「じ、冗談はやめてくださいよ~!」
いや、マジで。周りを見てみれば良く分かる
「あっ私が送り届けますから!」
「うん、お願いするよ」
魔王が魔方陣を描き始める。…魔方陣?
「…何やってんの?」
「送り届ける為の準備ですよ…っと、描けました!」
いや、俺の知ってる魔法は…!
「では、さようなら!」
「え、ちょっ…待っ──」
俺の声は届かないまま、光に包まれて意識を失った
初投稿になります!
少し読み辛くなっちゃった…かな。
自分のペースで、ゆっくりのんびり投稿して行きます。