第1節「残酷の中の希望」
第1節 1-1 「既視感と不明点」
その日は雷がなっていた。バイトしてるコンビニからわかるくらいに。
それと同時にたまに来るあれが来た。
頭がぐわんとなり既視感みたいなものが襲う、
最初なにかの病気かとおもったが医者にいってもなにもなかった。
もしかしたらなにか力が目覚める兆候ではと思ったこともあった。
今まで既視感が起きたときには、思うだけでなにもしなかったが、
なにを、思ったのか今日は願ってみた。
「どうか、面白いことが起こりますように!」
バイトがおわり、俺は母達家族の暮らす家に帰る。
いつも通り飯を食い、いつも通り時が過ぎ寝る。
「やっぱり今日もなにも起きなかった。」
所詮願っても叶わない夢物語だとおもっていた。
その朝までは...
いつも通りアラームがなり起きるはずだった。
なぜか俺は強く打ち付けられ目が覚めた。
「なんだ..これ」
目が覚めた俺はそれしか言えなかった。
目の前に写ったものは決して俺が望んでいた、
ファンタジーで面白いものではなかった。
俺が、いる所も回りもなにもかも崩れ崩落していた。
寝ていたはずの家も、家族も回りにはいなかった。
災害、戦争、色んなことが頭によぎった。
「取り敢えず、家族や他の人がいるか、探さないと。」
こんなことになっても、どこかに人いるはずだと
家族はきっと生きてるはずだと。
探して..探して..探した。
でも誰一人としていなかった元々人などいなかったかのようにもぬけの殻だった。
誰もいないと思ったその時ようやく人をみつけられた。
なにが起こり、人はどこにいってしまったのか、
聞こうとした。
黒フードを被ったその人は、振り向き、口を開いて、
「なんだ、まだいたのか。」
と言って、そこからプツリと気を失った。
目覚めた時には黒フードはおらず、見知らぬ家のなかにいた。
誰かが歩いて来る、今度俺の目には言ったのは白いコートの男だった。
その男はいきなり俺を見て。
「可哀想に世界が壊れてしまったんだね、だけど今はお休み。」
と言った、意味がわからなかった。それと同時に俺は凄まじい眠気におそわれ眠った。
この後白フードにどんでもない残酷な現実を
突き付けられることも知らずに...。
文面がおかしかったり長すぎたりするのは、
これから調整していくのでよろしくお願いします。